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流れ星TOP 2005/12/05 第6号
宵の明星。。。まさにヴィーナス!
★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜
 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

        第6号 2005年12月5日発行
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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。


引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、
新しく読者登録していただいた皆さん、
本当にありがとうございます。


ところで。
観てきましたよ!


「ALWAYS 三丁目の夕日」



え?


「大停電の夜に」じゃないの?


あ、はい。。。

ちょっと迷ったんですけど、
ビッグコミックオリジナル読者の私としては、
「ALWAYS 三丁目の夕日」にしてしまいましたぁ。


ほのぼのムードで楽しい映画でした。


細かいこと話しちゃうとネタバレになるので、
差し控えますけど。。。


。。。思わず泣いてしまいました。。。


齢も30をこえだすと、
途端に涙腺が緩みまくりです。


昭和33年ごろだと、私の母親も、
鈴木オートに、青森から働きに出てきた六子(むつこ)と、
ちょうど同じくらい年齢のはずなので、
「母親もこんな時期があったんだなー」なんて思って、観てました。


この映画がしっくりきている1つの要因は、
子役も当然ながら、配役がドンピシャでハマっているところなのでしょう。


ご家族で安心して楽しめる映画なので、
たまには、ご家族そろって映画を見に行くのもいいかもですね。


「ALWAYS 三丁目の夕日」の公式サイトはコチラです。
http://www.always3.jp/




それでは、今週もよろしくお願い致します。。。




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 ☆今週の話題
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 ☆1.宵の明星。。。まさにヴィーナス!

 ☆2.寒空に放つ天狼の輝き シリウス

 ☆3.編集後記




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 ☆1.宵の明星。。。まさにヴィーナス!
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夕方に外に出ることがある人であれば、
太陽が沈むにつれて、
南西の空に、ひときわ明るく輝く星を目にしていることでしょう。


この星は何でしょうか?
などという野暮な質問はやめますね。


目に見える星で、
これだけ明るい星は1つしかありません。


太陽系で地球と兄弟の金星です。


その金星が、今週9日に最大光度となります。
その明るさは、マイナス4.7等級。


これほど明るいと、
目の良い人であれば、昼間でも、その位置が分かるほどです。


それにしても、
英名で「VENUS=ヴィーナス」とは、
まさに「言い得て妙」ですね。


その、女神から放たれているかのような輝きは、
逆に肉眼だからこそ味わえるものです。


もちろん、9日に最大光度になるとはいっても、
その前後で急激に明るさが変わるわけではありません。


今月12月中は、「宵の明星」として、
夕方の空で充分に見えますので、
内勤の多い方なども、ちょっと夕方に外に出て、
ぜひ眺めてみてはいかがでしょうか。


なお、
金星は、徐々に太陽に近づく形で「宵の明星」を卒業し、
来年の2月なかばごろから、
今度は「明けの明星」として、早朝の東の空で輝き出します。


金星の位置などについてはコチラをご覧ください。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20051205.html#20051205-01





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 ☆2.寒空に放つ天狼の輝き シリウス
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シリウスを見るたびに
私はその青白い輝きの美しさにウットリしてしまいます。


(´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)


双眼鏡や望遠鏡でのぞむと
その、眩しすぎるほどの美しさはいっそう引き立ちます。


前号で、太陽以外で
地球から最も近い恒星として「αケンタウリ」を紹介しました。


が。
αケンタウリは、南の空に低すぎて、
皆さんがお住まいのところでは普通は見えません。

紹介しておきながら、申し訳なく思っておりました。


そこで、というわけではありませんが、
このシリウスも、かなり地球から近いところにあります。

その距離8.6光年。


だいたい8年半前に輝いたシリウスの光が、
いま私たちに届いていることになりますね。


8年半前ですか。。。
私はちょうどサラリーマンになったころですねぇぇぇ。。。。
いろいろあったなぁ。。。うぅぅぅ。。。


まあ、そんなことは置いておいて、
なんといっても、
シリウスが超有名なのは、肉眼で見える恒星としては
全天で一番明るい星だからです。

その明るさたるや、マイナス1.4等級。


もうビカビカです。


どんなに明るい都心の空でも、
空さえ晴れていれば必ず見えます。


冬の寒空だからこそ、
その輝きはいっそう引き立ちますね。
ホントにもうウットリです。

その、青白い光は、
シリウスがまだ若くて、活発に燃えている証拠。

若いっていいですね。。。


ちなみに、
シリウスは、中国では
「天狼星」と呼ばれています。

これまたカッチョエエ名前やなぁ。

その輝きが、天をかける狼の瞳の鋭さを連想させたのでしょうか。


「天狼」といえば、
名作「北斗の拳」でリュウガがいましたねー。
泰山天狼拳!
「天狼は天帝の使者となりて北斗を戦場に誘う」


って、ちょうど紙面もなくなってしまいました。。。

(オチなし!)


シリウスの位置はコチラをご覧ください☆彡
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20051205.html#20051205-02

シリウスなど近距離の恒星についてはコチラで一覧となっています。
http://www.fixedstar.jp/kinkyori/kinkyori.html

あの〜「北斗の拳」でかなりコアなサイトを見つけてしまいました。。。
http://www7.big.or.jp/~sosan/hokuto/


★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡
 ☆3.編集後記
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昨日4日は、全国的に一気に冷えこんだようですね。

私の住む埼玉県も、昨日は未明から底冷えがして、
私なんて、足の冷たさで目がさめてしまうほどでした。

ゆうべは、さすがにドテラ(カイマキ)を出しましたぁ。
あったかかったんですけど、
今度は、その重さに何回か目が覚めてしまいました。。。

気が付けば、もう12月。
名実ともに冬の月。

こうして、どんどん冬らしくなっていくのでしょうね。

次回は、来週みることが出来る月が絡んだ現象をご紹介できると思います。


それでは、また来週にお会いしましょう☆彡



クリスマスのプレゼント、どうしようかな。。。
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2005年12月5日の夜21時。
南東の様子です。

緑の十字で囲んでいる星がシリウスとなります。
まわりには、冬の星座が散見できます。

だけど、ちょっとまだ低いですね。

冬の星座が本格的に見えるのには、
季節的にまだ少し早いようです。



同日の夜23時になりました。

シリウスもだいぶのぼってきました。



2枚目と同じ様子ですが、
見える星が2等星まで落としました。

ご覧のとおり、
シリウスはしっかりと見えるはずです。


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2005年12月9日夕方17時30分。
南西に目を向けてみて下さい。

晴れていれば、
まさに一番星、宵の明星「金星」が見えるでしょう。



ちなみに、望遠鏡で拡大してみると、
いまはこんな感じで見えます。

三日月みたいですね。



なお、同日の14時30分ごろの様子も示しておきましょう。

ご覧のように、目の良い人であれば、
青空の中にポツンと金星がいることが分かるかもしれません。

ご覧になる時は、太陽の直接光をさえぎると、
グッと見えやすくなります。

もし、双眼鏡をお使いになる方は、
絶対に双眼鏡を太陽には向けないで下さいね。


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