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流れ星TOP 2006/5/1 第27号
シュワスマン・ワハマン彗星接近中!
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 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

        第27号 2006年5月1日発行
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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。

引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、
新しく読者登録していただいた皆さん、
本当にありがとうございます。


気が付けば、5月。。。
早い。。。
早すぎる。。。


皆さんの中には、
大型連休まっただ中という方が多いでしょうね。

ご家族や友だち同士などで、
旅行する計画がある方もいらっしゃるでしょう。

この連休、特に前半は、新月の後ということで、
月がそれほど邪魔しないので、
星を眺めるにはちょうど良い時期となっています。

もし、山や海など、人工光があまりなく、
空気が澄んでいるところに行かれることがあれば、
ぜひ夜空を楽しんできて欲しいです。

好きな飲み物を片手に、
何も考えずに星を眺める。。。

すばらしいひと時に違いありません。


それでは、今週もよろしくお願い致します。



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 ☆今週の話題
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 ☆1.シュワスマン・ワハマン彗星接近中!

 ☆2.月が火星(2日)、土星(4日)と順にランデブー

 ☆3.日本でサマータイム?

 ☆4.編集後記



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 ☆1.シュワスマン・ワハマン彗星接近中!
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もう既に、一般のニュースでも取り上げられていますけど、
シュワスマン・ワハマン第3彗星が、
ただいま猛烈な勢いで地球に接近中です。

この彗星は、
1995年に大バーストした際、彗星核が分裂、
そのうち、もともとの本体と考えれているC核が、
肉眼彗星になると期待されているわけです。

実際、現在の予想では、
最接近する5月13日あたりには、
3.5等級くらいになると言われています。

それじゃあ、今月のなかばに観ればいいかというと、
そういうわけでもないんです。


というのは、最接近する13日はバリバリの満月。

彗星は淡い天体なので、
月明かりや人工光などの影響によって、
見え方がかなり左右されてしまうのです。


現在、C核の明るさが5等級、
これから徐々に明るくなっていくわけですけど、
C核の増光に合わせて、月も満月へと光を増していってしまいます。

また、5月下旬になると、
昇ってくる時間が遅くなってしまうため、
観測時間が短くなり、条件としてはあまり良くありません。


というわけで、
シュワスマン・ワハマン第3彗星を観るのは、
この連休中がいちばん良いということになります。


連休中はだいたい4等級台。

肉眼で確認したいのはやまやまですけど、
ほとんどの地域では双眼鏡が必須となってしまうでしょう。

また、観るにあたって気をつけておきたいのが、
彗星の光度は、尾などの広がりを含めた全体の明るさを示しているため、
同光度の恒星と比べると、
実感として、より暗いイメージとなってしまうということです。

なので、ご覧になる時は、
どうか、多少の想像力も働かせていただければ、と思います。


いちばん明るくなると予想されているC核について、
今夜1日24時(2日0時)から13日まで
3日おきの位置と予想光度を示しました。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060501.html#01


シュワスマン・ワハマン第3彗星についての詳しいことはコチラ
http://www.astroarts.co.jp/special/2006schwassmann-wachmann/



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 ☆2.月が火星(2日)、土星(4日)と順にランデブー
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ちょうど大型連休に合わせたかのように、
月が、火星と土星に順番に並ぶ様子をご覧いただくことが出来ます。


まず、三日月すぎの月が、赤く光る火星と並ぶのが、
明日2日の日没後となります。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060501.html#02

火星はだいぶ暗くなったとはいえ、
1.5等級の明るさがありますので、
肉眼でも充分にご覧いただけます。


その火星の左上で輝いているのが土星なのですけど、
上弦前の月と、その土星が並ぶ様子を、
4日の日没後にご覧いただけます。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060501.html#03

土星は0.3等級で白く輝いていますので、
この時期、目を引く星の1つとなっています。


いずれのランデブーも、
日が沈んだ後の西の空で観ることが出来ますので、
この連休を利用して、普段、帰りの遅いお父さん方も、
お子さんと一緒にちょっと眺めてみてはいかがですか。



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 ☆3.日本でサマータイム?
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数年前から、
日本にサマータイムを導入するような動きがありましたよね。
あやうく法案提出まで行きそうだったのは昨年でしたっけ?。

「サマータイムなんて面倒くさいだけだ。絶対ヤダ」と私は思ってました。


しかししかし。。。
実は、日本でもサマータイムを導入していた時期があったんですね。

1948年から1951年の4年間(4回)、
5月の第1土曜日24時から
9月の第2土曜日25時までの約4ヶ月間を
サマータイムとしていました。
(当時は「サンマータイム」と言っていたようです。)

1948年(58年前)の、その1回目は5月2日から始まりました。

読者の皆さんの中にも、
当時のサマータイムを経験された方がいらっしゃるかもですね。

実際の生活はどんな感じだったんでしょうか。。。



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 ☆4.編集後記
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前回、わたくし事ながら、
結婚した旨をご報告させていただきましたけど、
それに伴ないまして、
いくつか家電を買いなおしました。

その中でいちばん大きな買い物だったのが冷蔵庫。

なんかですね、
水をセットしておくだけで、
勝手に氷をつくってくれるんですよ、コレが。

冷蔵庫が来た翌日の朝、製氷室を開けてみたところ、
ちゃんと氷が出来てました!

思わず、「おまえ、すげーな!」と声に出してしまいました。。。


さてさて。

大型連休もこれからが本番!
旅行の予定がある方は、どうぞ気をつけて行ってきて下さいね。

どうしても、旅行中は飲んだり食べたりが多くなってしまいますけど、
二日酔いや食べすぎ、食あたりなどで、
翌日以降の計画がオシャカになってしまわぬよう。。。


それでは、また来週にお会いしましょう☆彡



なお、このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。
http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html



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2006年5月1日深夜24時(2日0時)の東の空です。
シュワスマン・ワハマン第3彗星は天頂付近ですね。
予想光度は5等級です。


2006年5月4日深夜24時(5日0時)の東の空です。
シュワスマン・ワハマン第3彗星(C核)の予想光度は4.5等級です。



2006年5月7日深夜24時(8日0時)の東の空です。
シュワスマン・ワハマン第3彗星(C核)の予想光度は4等級です。



2006年5月10日深夜24時(11日0時)の東の空です。
シュワスマン・ワハマン第3彗星(C核)の予想光度は3.7等級です。



2006年5月13日深夜24時(14日0時)の東の空です。
シュワスマン・ワハマン第3彗星(C核)の予想光度は3.5等級です。

このころ地球に最接近していて、
明るさもほぼ最大となっている予定です。

ただし、
本文でもお伝えしていますけど、
南の空にビカビカの満月がいるため、
観測条件は良くありません。




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きっと
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2006年5月2日19時30分ごろの西の空。
三日月すぎの月の横に赤い星が光っているのが見えるはずです。


視野円は5度。
月と火星は3度強ほどまで近づきます。



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2006年5月4日19時30分ごろの西の空。
2日前に火星と並んだ月は今度は土星と並んでいます。


これも視野円は5度。

火星の時と同様、
月と土星は3度強ほどまで近づきます。



みんなが ちきゅうの いろいろを
むだに しなければ、
きっと
ちきゅうは かがやきながら うちゅうに うかぶ。

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