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流れ星TOP 2006/6/26 第35号
西の空に月と土星・火星・水星が集結
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 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

        第35号 2006年6月26日発行
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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。

引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、
新しく読者登録していただいた皆さん、
本当にありがとうございます。


一昨日の土曜日に、
友人・知人17名ほどに集まってもらい、
ささやかながら、結婚祝賀パーティを行ないました。

4月に行なった結婚式は両親・兄弟のみ参列で、
披露宴は行なわなかったこともあり、
このパーティが披露宴の変わりみたいなものですね。

パーティの中で、
目隠しをしたまま、5人の手に触れて、
その中から自分の相手(私であれば嫁)を当てるという
ゲームをやったんです。
外れたら顔にパイを投げられるという罰ゲームつき。

まず3人が挑戦してまったく誰も当たりません。
そして、最後に私の番がまわってきました
目隠しのまま、順番に5人と握手していきます。
「2番か5番なんだよなー」と迷った末に「2番!」

目隠しを外した瞬間に、
私の顔に嫁が投げたパイが飛んできましたぁ。。。
。。。嫁は1番でした。


それでは、今週もよろしくお願いします。



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 ☆今週の話題
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 ☆1.西の空に月と土星・火星・水星が集結(27日〜29日)

 ☆2.史上最大の大爆発 ツングースカ事件(1908年6月30日)

 ☆3.編集後記



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 ☆1.西の空に月と土星・火星・水星が集結(27日〜29日)
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27日〜29日にかけて、
日没後の西の空で、
月と土星・火星・水星が並んでいる様子をご覧いただけます。

この間、27日に水星、28日に土星、29日に火星といった具合に、
月が各惑星を渡り歩いていく感じとなります。

こちらに28日における様子を載せておきました。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060626.html#01


月は、本日26日に新月を迎えたばかりなので、
ナイフのような細い月となっています。

ただ、夏至を過ぎたとはいえ、
まだ20時ごろでも西の空は薄明が残ることもあって、
惑星たちも比較的明るく頑張ってはいても、
ちょっと良くみないと見落としてしまうかもしれません。

特に水星は、21日に東方最大離角となり、
観望の好機を迎えているのですけど、
モタモタしている間に西に沈んでしまうため、
まさに時間との勝負となります。



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 ☆2.史上最大の大爆発 ツングースカ事件(1908年6月30日)
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98年前の1908年6月30日朝7時ごろ(現地)、
中央シベリア地方の空に、超巨大な火の玉が飛来し、
空中で大爆発を引き起こすという事件がありました。

爆心地の位置はコチラ
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060626.html#02


「ツングースカ事件」「ツングースカ大爆発」と
のちに呼ばれるようになったこの現象は、
小惑星もしくは彗星が地球へ落下し、
上空5〜10kmで大爆発を引き起こしたとする説が有力です。
しかしながら、その後の調査においても、
爆発した物体の破片が見つかっていないことから、
いまだに決定的な説には至っていません。


従いまして、今回は、
このツングースカ事件によってどれほどの規模の被害が
もたらされたのかについて少しお話ししてみることにします。


事件の中心地は中央シベリアの奥地だったこともあり、
その被害について最初に現地調査を行なったのは、
事件発生から19年も経った1927年、
レオニード・クーリックの調査隊でした。

その後の調査により、
爆発の威力はTNT(トリニトロトルエン)火薬15メガトン相当に及び、
爆心地から輻射状に倒れた木の範囲は半径20〜30km、
面積にして約2150平方kmにもなることが明らかになりました。

この倒木地域の形は、
ちょうど蝶が羽を広げたような形に見えることから、
「ツングースカ・バタフライ」と呼ばれるようになりました。

倒木の様子
http://www9.ocn.ne.jp/~tunguska/gaiyou/gaiyo.htm

ツングースカ・バタフライについて
http://www9.ocn.ne.jp/~tunguska/nazo/batafly.htm


数字だけではちょっと分かりにくいですね。
爆心地を東京に置き換えてみますと、
倒木の範囲はこんな地域にまで及ぶことになります。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/dem/weh/impacts/tunguska.html

・北:さいたま市付近
・南:横須賀市付近
・東:千葉市付近
・西:府中市付近

倒木範囲であるツングースカ・バタフライを当てはめただけですので、
その周辺においても広い範囲で地震などの被害があったため、
結果として、関東地方南部全域が壊滅的に破壊されてしまうかもしれません。


もし仮に、ツングースカ事件の飛来物体が
4〜5時間ほど遅れて地球に来ていたとしますと、
爆心地とロシアのサンクトペテルブルグは
ほぼ同じ緯度(北緯約60度)であることから、
サンクトペテルブルグを直撃していた可能性もあるわけです。

サンクトペテルブルグの人口は当時、約200万人ということなので、
史上最大規模の大災害が発生したかもしれないのです。


なお、中央シベリアの奥地は当時、人間が定住できる環境ではなく、
エヴェンキ人が牧畜と狩猟で踏み入れることがある程度で、
実際に、このツングースカ事件による人的被害の詳細は分かっていません。

ただ、森林地帯に棲息していた大小の動物については、
一瞬にして、その命を奪われてしまったことでしょう。

いずれにしても、
映画「アルマゲドン」ではありませんけど、
この、約100年前に実際に起こったツングースカ事件からも、
地球への大天体衝突は今後も起こり得る現象であることは
私たちも改めて認識しておく必要がありそうですね。


今回は主に下記のサイトを参考にさせていただきました。
ツングースカ事件について詳細な記述が載っていますので、
興味のある方はぜひ訪ねてみて下さい。

20世紀最大の謎…ツングースカ事件
 http://www9.ocn.ne.jp/~tunguska/



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 ☆3.編集後記
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【ルーパゥシー&ハバネロ2号日誌】
芽を出してから10日ほど経ったルーパゥシーのルーちゃんです。
http://nagarebosi-kirari.com/cp-bin/blog/index.php?day=20060625

毎朝、ルーちゃんに挨拶する度に大きな変化があって、
その成長には目を見張るものがあります。


一方、2年目のハバネロ1号には今年最初の実がつきました。
http://nagarebosi-kirari.com/cp-bin/blog/index.php?day=20060623


ハバネロ2号たちは、だいぶ葉もしっかりしてきたので、
今週中に間引きを実施する予定。
せっかくここまで育ったので、かわいそうな気もしますけど、
これも立派なハバネロになってもらうために必要な儀式。

鉢が大きいこともあり、
1本だけではなく2本を残そうかと考えています。


それでは、また来週にお会いしましょう☆彡



なお、このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。
http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html





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2006年6月28日夜20時ごろの西の空です。


月齢は2.8、
水星は1.1等級、
土星は0.5等級、
火星は1.8等級で
輝いています。

水星は見ごろとはいえ、西の低空ですので、
少し時間がズレてしまうと、
あっという間に沈んでしまいます。





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1908年6月30日に起こった「ツングースカ事件」の爆心地です。
爆心地の少し下に見える三日月形の湖は「バイカル湖」です。

地図は「Google Earth」から取得しました。





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