2006/11/27 第57号 地球カレンダー 1秒は何年間? |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第57号 2006年11月27日発行 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 国際宇宙ステーションに滞在している ロシアのミハイル・チューリン飛行士が22日、 船外活動の1つとして、 片手にもった6番アイアンで特製のゴルフボールを打ちました。 カナダのゴルフ用品メーカーのCMとして撮影されました。。 ボールを打つ前に、身体を安定させることに苦労したとのことで、 無重力状態だと、私たちが想像すら出来ない難しさがあるんでしょうね。 ちなみに、ゴルフボールの飛距離は百数十万kmにも及ぶとのこと。 それでは、今週もよろしくお願い致します。 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.地球カレンダー 1秒は何年間? ☆2.まさに「一瞬」の出来事!? ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.地球カレンダー 1秒は何年間? ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今回は、星空の話題ではなく、 太陽系第3惑星である私たちの地球についてのお話しです。 (この地球も天体の1つには違いありませんので、 どうかお許しください。。。) 皆さんは、地球カレンダーをご存知ですか? 地球が誕生してから46億年と言われていますけど、 その地球の誕生を1月1日として、 この46億年間を1年365日のカレンダーに当てはめたものです。 こうすることで、46億年という長さを考えやすくして、 少しでも実感してみよう、ということですね。 では、地球カレンダーにおける1秒(1日ではありません)は、 何年間にあたるのか計算してみましょうか。 1秒 × 60秒(1分) × 60分(1時間) × 24時間(1日) × 365日(1年) = 31536000秒 つまり、1年は3153万6000秒。 この秒数で、地球年齢の46億年を割るわけです。 すると。。。 1秒あたり約146年!? 計算、間違ってませんよね? 1世紀100年でも1秒に満たないことになります。 私たちが73年間必死に生きて、 ようやく0.5秒にしかなりません。。。 この「1秒146年」をもとにすると、 恐竜が地球上に現れるのはいつごろでしょうか? 8月? 9月? 10月? いえいえ。 実は12月13日ごろとなります。 地球の歴史からすると、 2億5100万年前の恐竜の登場でさえも、 こんなに最近のことになってしまいます。 それでは、私たち人類が現れるのはいつになるでしょうか? 12月25日のクリスマスごろ? いわゆる、ホモ・サピエンスが誕生したとされる10〜20万年前は、 なんと大晦日12月31日23時37分ごろ。 げげげ。 まもなく新年を迎えてしまいますよ。 しかも、人類の有史は最後の十数秒でしかありません。 なんだか、めまいがしてきました。。。 でも、逆に言えば、 最後の数秒で、それまでの1年間の歴史を解明してきたわけですから、 私たち人類の探究心と科学はすごいですよね。 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.まさに「一瞬」の出来事!? ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 二酸化炭素などの温室効果ガスによって、 地球が温暖化していることは、 皆さん、ご存知のことでしょう。 このまま温室効果ガスが増えると、 100年後の地球の平均気温は現在よりも4.2度高くなるという シミュレーション結果があります。 日本では、真夏日が100日以上になり、 お正月の時期に紅葉が見られることになるそうです。 ホワイトクリスマスなんて望むべくもないでしょうね。 日本をはじめ、現在、温帯の地域でも、 デング熱などの熱帯性の感染症が拡大することも懸念されています。 他の地域はどうかといいますと、 例えば、アマゾンの熱帯雨林は、その3分の2が消滅して、 アラビア半島の面積以上の砂漠が広がると予想されています。 二酸化炭素を吸収し、酸素を放出してくれる熱帯雨林が 大幅に減少することで、 より温暖化が進んでしまうという悪循環に陥る可能性も懸念されています。。 100年後。。。 私たちにとってみればまだ先のことかもしれません。 ですけど、先ほどの地球カレンダーを思い出してみると、 地球にとっては、100年とは1秒に満たないほどの時間ともいえます。 100年という年月は、 立場・見方を変えると、 想像以上に短い、むしろ一瞬の時間です。 スイッチを入れたら、 その瞬間に、気温が4.2度高くなって、 アマゾンの熱帯雨林の3分の2が失われてしまう。。。 46億年にわたる地球の歴史からすると、 温暖化による大規模な変化は まさに「一瞬の出来事」といえるでしょう。。。 100年という年数の重さ、そして、はやさ。 「時間の立場をかえて考えてみる」 1つのキッカケになるかもしれません。 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 この「流れ星からの贈り物」の配送でとてもお世話になっています 「まぐまぐ」で「まぐまぐ大賞2006」が始まっています。 「まぐまぐ大賞2006」は、読者の方の推薦と投票で決まります。 この「流れ星からの贈り物」を推薦しても良いという 稀有な方はいらっしゃるでしょうか。。。 もし万が一、ちょっとそんな気持ちになられた方がいましたら、 コチラから推薦していただけるととてもうれしいです。 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/ 朝晩はだいぶ冷え込んできました。 風邪、インフルエンザには気をつけたいですね。 それでは、また来週にお会いしましょう☆彡 なお、このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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