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流れ星TOP 2006/12/04 第58号
ウオ!とビックリ 魚となって…
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 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

        第58号 2006年12月4日発行
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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。

引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、
新しく読者登録していただいた皆さん、
本当にありがとうございます。


実は。。。

先週の26日と27日に
1泊で仙台に行ってきたんです。

秋保温泉に向かう途中、
仙台城址(青葉城址)にも足を運んでみました。

眼下に広瀬川と仙台市を望む伊達政宗像の姿が、
なんとも凛々しい。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061204.html#01

三日月をあしらった兜は、
通称「伊達兜」とも呼ばれて、
端午の節句の五月人形でも人気があるらしいです。

カッコイイですもんねぇ。


秋保大滝をまわってから、秋保温泉にて1泊。
さすがに紅葉も終わりかけでしたけど、
オフシーズンということもあり、
観光客もそれほど多くなくて、ゆっくり出来ました。


残念ながら翌日27日は朝から雨となってしまいましたけど、
何かと慌しい師走前に、
ちょっとした良い息抜きになりました。


それでは、今週もよろしくお願い致します。



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 ☆今週の話題
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 ☆1.ウオ!とビックリ 魚となって。。。 うお座

 ☆2.星座のつぶやき その6 うお座

 ☆3.水星と木星、そして火星が集結(11日朝)

 ☆4.編集後記


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 ☆1.ウオ!とビックリ 魚となって。。。 うお座
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季節も晩秋となりました。

本格的な冬になる前に、
地味ではあるものの、けっこう存在感のある
秋の星座をご紹介しておきましょう。

「うお座」です。

うお座は黄道星座の1つですので、
聞いたことがないという人はおそらくいないでしょうね。

また、2世紀ごろに整理された
プトレマイオスの48星座の1つでもあるので、
古くから知られていた星座となります。

ですけど、
さきほども言いましたように「地味」なんです。

大きさも、隣のくじら座やみずがめ座と同じくらいあるんですけど、
目立たないんです。。。

その理由は、明るい星がないため。

いちばん明るい星でも3.6等級。
夜空が明るい都市部ではけっこうキビシイ明るさになってきます。

この季節ですと、
夜20時ごろに南の空に位置するうお座。

その星々はペガススの四辺形のうち2辺を囲むように連なります。

ひらがなの「く」、もしくは、ちょっと潰れたアルファベットの「L」を
連想しながら星たちを繋いでいくことになります。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061204.html#02


うお座の星座絵を見るとお分かりの通り、
この星座は、2匹の魚が紐(リボン)で結ばれている姿となっています。

この2匹の魚は、アフロディテ(美の神)と、
その子どもエロス(恋愛の神)が化けた姿。


オリンポス山のエリダヌス川(エリダヌス座)のほとりで、
酒宴をひらいていたオリンポスの神々のところに、
創世の大地神ガイアが放った怪物テュフォンが現れます。

神々はそれぞれ動物の姿に化けて逃げます。

その中で、アフロディテとエロスは、
離れ離れにならないようにお互いの身体を紐で結び、
魚に化けてエリダヌス川へと飛び込みました。


でも、よく見てみると、
尾っぽのあたりを結んじゃっているので、
かなり泳ぎにくそうですよね。。。

ちゃんと逃げられたのかな。。。



ちなみに。。。

アフロディテとエロスは、
それぞれ、ローマ神話では、
ウェヌス(=ヴィーナス)とクピド(=キューピッド)と
同一視されています。

また、エロスが放った矢は、
わし座の横で輝く「や座」となっています。



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 ☆2.星座のつぶやき その6 うお座
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(エロスくんのつぶやきらしいです。。。)

うおォ〜。

オレだって、もう子どもじゃないのに〜。

もう、恥ずかしい〜。

ママと紐で結ばれてるなんて、こんな格好、
誰にも見せられない〜。

ウオぉ〜。

もう、やめたい〜。

誰か〜、助けて〜。




「ほら!エロス! ちゃんと泳ぎなさい!!」(アフロディテ)

「はい!ママー! ボク、ガンガる!!」(エロス)



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 ☆3.水星と木星、そして火星が集結(11日朝)
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来週の月曜日11日の現象となってしまいますけど、
明け方の東南の空で、
水星と木星、そして火星が超接近します。

特に、水星と木星は、
角距離で14分角にまで接近しますので、
肉眼では1つの星にしか見えないかもしれません。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061204.html#03

明るさは、
水星がマイナス0.6等級、
木星がマイナス1.7等級、
火星が1.5等級です。

日の出前となりますので、
見ることが出来る時間はそれほど長くはありません。

双眼鏡があると、より楽しめるでしょうね。

なお、同じ時間に、南西の空では、
月齢20の月と土星、そして、しし座の1等星レグルスが
接近している姿が浮かんでいます。



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 ☆4.編集後記
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とうとう今年2006年も12月、
師走に入りました。

師走って、
慌しいというか、なんとなく気忙しいというか。。。

良い新年が迎えられるように、
あと1ヶ月、気を引き締めていきたいものです。


さてさて。。。

前回にもこの欄でお知らせしましたけど、
「まぐまぐ」で「まぐまぐ大賞2006」が始まっています。
http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/

この「流れ星からの贈り物」を推薦していただいた方、
どうも有り難うございました!

なんとか一次審査で残ることができればなぁ。。。
(ちょっとだけ欲が出てきたりなんかして。。。)


それでは、また来週にお会いしましょう☆彡



なお、このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。
http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html




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西に傾き始めた太陽をバックにしてみました。
三日月を配した兜が光っているように見えるかな。。。


伊達政宗の凛々しい顔つき。





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12月上旬の夜20時ごろ、
身体を南に向けて、見上げたあたりの夜空です。
ペガススの四辺形が分かれば、
うお座のだいたいの位置も分かると思います。
空の暗いところであれば、
平仮名の「く」、アルファベットの「L]のように
星が連なっているのが分かります。
ペガススの四辺形の囲む感じに広がっているので、
地味な星座ではあっても、充分に大きい星座です。


星座絵をはめてみました。
魚に姿を変えたアフロディテとエロスの母子が
紐(リボン)で繋がれた様子となっています。





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2006年12月11日朝6時ごろの南東の空。
低空に明るく光る星があれば、それが木星です。


少しアップにしてみると、
明るい星が実は2つであることが分かります。
木星と水星です。
その少し脇には火星もいます。
視野円は5度なので、
それぞれがかなり接近していることが分かります。


木星と水星をさらに強拡大してみました。
角距離は約14分角なので、
2つの惑星が超接近していますね。


南西の方に目を向けると、
月と土星、しし座の1等星レグルスが並んでいます。
視野円は7度。



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