2014/1/20 第430号 ユニコーン 寒風の輝星 駆け抜ける |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第430号 2014年1月20日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 ご愛読いただいている皆さま、 新しく読者登録していただいた方、 本当にありがとうございます。 それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ☆1.2014年 天文現象ハイライト 10月に好条件の皆既月食! ☆2.下弦の半月、火星、スピカが集まる(23日、24日未明) ☆3.国際宇宙ステーションを見よう! 若田さん滞在中! ☆4.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.2014年 天文現象ハイライト 10月に好条件の皆既月食! ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 仕方ないとはいえ、 最後の最後で尻つぼみになってしまった感のある 「彗星イヤー2013」。 さて、2014年はどんな天文現象が見られるでしょうか。 ハイライトでご案内しましょう。 ★2月26日 月と金星が大接近 逆三日月に欠けた月と金星が約2度まで大接近します。 昼間の現象となってしまうものの、 金星は明るいので、双眼鏡があれば楽しめます。 ★4月14日 2年1ヶ月ぶりに火星が地球に最接近 2012年3月以来、2年2ヶ月ぶりに 火星が衝となり、地球に最接近します。 今回、火星と地球の距離は約9000万kmとなります。 ★4月15日 東日本で月出帯食 この月食は地球規模では皆既月食なのですけど、 日本からは満月が少し欠けた状態で昇る月出帯食として見られます。 ただし、見られる地域は大阪以東となります。 ★5月14日 満月と土星が大接近 月と土星が約2度まで大接近します。 当日の月は満月なので、自然に目を引く、 すばらしい眺めとなりそうです。 この他、2月22日、8月4日、12月20日にも、 月と土星が大接近します。 ★6月3日 木星に3つの衛星の影が落ちる 今年夏以降、2009年以来5年ぶりに、 木星のガリレオ衛星たちがお互いに隠しあう相互食が 見られるようになります。 その前哨戦として、エウロパ、ガニメデ、カリストの3衛星が 木星本体に影を落とす現象が見られます。 ★7月5日 中南米で火星食 日本からは地平線下となって見えないものの、 月が火星を隠す火星食が起こります。 ★7月6日 準惑星ケレスと小惑星ベスタが超接近 双眼鏡や望遠鏡がないと見られないものの、 準惑星ケレスと小惑星ベスタが 約0.15度まで超接近します。 ★8月18日 金星と木星が接近 お盆のころに、明け方の東の低空で、 金星と木星が徐々に近づいていき、 18日には約0.5度まで大接近します。 ★9月下旬 火星とアンタレスが接近 さそり座1等星アンタレスは、「アンチ・アレス」、 つまり、「火星に敵対する者」という意味。 9月下旬には、そのアンタレスへ2年振りに火星が近づき、 お互いの赤さを競い合います。 ★9月28日 昼間に土星食 正午すぎ、月が土星を隠す土星食が見られます。 日本で見られる土星食は2007年6月19日以来7年振り。 実は、地球規模でいうと、 今年は土星食が11回も起こる超当たり年です。 そのため、月と土星の大接近が多く見られるわけです。 ★10月8日 全国で皆既月食 今年の大本命となるでしょう、 日本全国で皆既月食を見ることが出来ます。 日本で見られる皆既月食は2011年12月10日以来3年振り。 月は、昇り始めたあとに徐々に欠けていき、 19時25分から約1時間、皆既状態となります。 今から晴天を祈りましょう! ★11月8日 ヒヤデス星団の食 おうし座の顔にあたるヒヤデス星団を月が通り過ぎていき、 ヒヤデスの星々を隠していきます。 この他にも、今年は3等級の星が月に隠される星食が見られます。 ★11月23日 木星の衛星ガニメデがイオを隠す食 さきほどお話ししたとおり、 夏以降は、ガリレオ衛星の相互食が見られるようになります。 特に11月後半は、見やすい相互食が続きます。 2014年の目玉は、10月8日の皆既月食です。 晴れてくれさえすれば、 特に何も用意しなくても、誰もが楽しめるという意味で とてもオススメな皆既月食。 10月上旬ということで気候も良く、 また、昨年は全国で楽しめる月食が1度もなかったので、 本当に今から楽しみですね。 今回の火星の最接近では、 視直径が約15秒角ほどで中接近となります。 地味ながら、月と土星のコラボが楽しみです。 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.下弦の半月、火星、スピカが集まる(23日、24日未明) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 23日と24日未明(22日と23日の深夜)、 南東の空で、下弦の半月、火星、おとめ座1等星スピカが集まります。 4月の最接近に向けて徐々に明るくなっている火星は、 0.5等級となっています。 週末26日の早朝には、 月と土星が“中コラボ”となり、、 翌27日早朝には、 逆三日月と、さそり座1等星アンタレスが並びます。 23日未明、24日未明の月、火星、スピカ 26日早朝の月と土星、 27日早朝の逆三日月とアンタレスの様子はコチラ http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20140120.html#01 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.国際宇宙ステーションを見よう! 若田さん滞在中! ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 国際宇宙ステーション(ISS)には現在、 日本人宇宙飛行士の若田光一さんが滞在中!! 夜空を移動していく、あのISSの光の中で 若田さんたち6名が生活していると思うと、感動もさらに増すはずです! 下記の目視予想を参考にしてタイミングを合わせましょう! ★日付|★見え始め時間(方角/高さ)|★最大の高さ(方角/高さ) 【稚内】 21日|06:20(北西/13度) |06:23(北/40度) 22日|05:33(北北西/29度)|05:34(北北東/32度) 23日|06:19(西北西/14度)|06:22(東北東/74度) 24日|05:32(北北西/38度)|05:33(北北東/52度) 25日|04:45(東北東/29度)|04:45(東北東/29度) 25日|06:18(西北西/14度)|06:21(南西/45度) 26日|05:31(西北西/46度)|05:32(南/73度) 【札幌】 21日|06:20(北西/10度) |06:23(北北東/27度) 23日|06:19(北西/11度) |06:22(北北東/49度) 24日|05:32(北北西/26度)|05:33(北北東/34度) 25日|06:18(西北西/12度)|06:21(南西/69度) 26日|05:31(北西/37度) |05:32(北/70度) 【秋田】 23日|06:20(北北西/11度)|06:22(北北東/26度) 25日|06:19(北西/13度) |06:22(北東/60度) 26日|05:31(北北西/24度)|05:33(北東/36度) 【仙台】 26日|05:31(北北西/19度)|05:33(北北東/31度) 【金沢】 25日|06:19(北北西/11度)|06:21(北北東/28度) 【東京】 【名古屋】 【大阪】 【広島】 【福岡】 【鹿児島】 【那覇】 (近日中に好条件の目視予想はありません) ISSを見る前に詳しい情報を下記のJAXAサイトで 確認することをオススメします。 (見え方のシミュレーションなどが掲載されています。) また、「観測地の選択」ページで、 上記以外の細かい観測地が選択できます。 (緯度、経度の指定もできます。) 【関連リンク】 国際宇宙ステーションを見よう(JAXA) http://kibo.tksc.jaxa.jp/ ISSを見よう 観測地の選択(JAXA) http://kibo.tksc.jaxa.jp/letsview/visibility1/ 国際宇宙ステーションの探し方と注意事項(JAXA) http://iss.jaxa.jp/iss/map/guide.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆4.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ゆるキャラの“ひこにゃん”や“ふなっしー”宛てに届いた 年賀状は1万通を越えたとか。 1万通以上あれば、 お年玉付き年賀はがきは何かしら当たったでしょうね。 ちなみに、これまで私は切手シートしか当たったことがありません。 ここ数年はハズレばかりです。 それでは、また来週にお会いしましょう。 ↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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