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流れ星TOP 2006/1/23 第13号
干支と星座 その2
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 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

        第13号 2006年1月23日発行
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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。


引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、
新しく読者登録していただいた皆さん、
本当にありがとうございます。


先週19日、NASAが、冥王星に向けた探査機「ニューホライズンズ」を
乗せたアトラス5ロケットを打ち上げました。
(なんか中学の英語の教科書みたいな名前。。。)


探査機「ニューホラインズンズ」は、9年半の年月を使い、
2015年7月に冥王星に最接近する予定となっています。


ほぼ10年後ですねぇ。

もちろん順調に航行して欲しいですけど、
その間にはいろいろな障害が待っていることでしょう。

しかも、それらの障害を、
結局最後には自らが対応しなくてはいけないわけで。。。


無事に冥王星までたどりついてくれることを祈ります。


それでは、今週もよろしくお願いします!




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 ☆今週の話題
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 ☆1.干支と星座5 たつ(たつ 辰 竜)

 ☆2.干支と星座6 へび(み 巳 蛇)

 ☆3.干支と星座7 うま(うま 午 馬)

 ☆4.干支と星座8 ひつじ(ひつじ 未 羊)

 ☆5.土星が見ごろです

 ☆6.編集後記




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 ☆1.干支と星座5 たつ(たつ 辰 竜)
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それでは、さっそく前回からの続きをいってみましょう。


「うさぎ」の次は「たつ」ですね。

「たつ」とは、すなわち竜。
「りゅう座」ってあるんでしょうか?

あるんですね、これが。

「りゅう座」は、夏の星座ですが、
北の空で、北極星を中心に回っているので、
冬でも一部は見ることが出来ます。


ちなみに。

この「りゅう座」には、
まさに「りゅう」という意味の「トゥバン」が3.7等級で光っています。

紀元前3000年ころには、
このトゥバンの近くに天の北極があったと考えられていて、
現在の「こぐま座」の北極星のように使われていたようです。

http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060123.html#01



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 ☆2.干支と星座6 へび(み 巳 蛇)
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お次は「へび」です。

「へび座」って、なんかありそうですよね。
星をテキトーに繋いだら、ヘビっぽく見えたりしますし。

で、その通り「へび座」はしっかりあります。

その「へび座」は夏の星座。

「へび座」は少し変わっていて、
1つの星座なのに、その領域が頭と尾で2つの分かれています。

なぜかというと、
「へびつかい座」がその間に入っていて、
ちょうど、そのヘビ使いが大ヘビを捕まえている姿になっているからです。

「へびつかい座」と聞いて、
「場所はよく分からないけど聞いたことはある」という人も
少なくないのではないでしょうか?

最近では、星座占いとして、
もともとの黄道十二宮を使う場合と、
その十二宮に「へびつかい座」を追加した
黄道十三宮を使う場合がありますよね。

十二宮では「いて座」なのに、
十三宮では「へびつかい座」になってしまう人がいるわけです。

(十二宮と十三宮って具体的に何が違うのかについては後日、
 お話しする機会をつくりましょう。)


「へび」のつく星座はあと2つあります。

まず、春の星座の「うみへび座」。
その大きさは凄まじく、全天で最も大きく長い星座となっています。

もう1つは「みずへび座」です。
かなり地味な星座ですが、
残念ながら、日本からは見ることは出来ません。

オーストラリアなど南半球では、
ちょうど今の時期、“真夏”の南の空に見ることが出来ます。


ご紹介した星座の位置などはこちらでご覧いただけます。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060123.html#02



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 ☆3.干支と星座7 うま(うま 午 馬)
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「うま」ですね。

そのものズバリの「うま座」はないんですけど。
もう皆さんもご存知の、馬に羽の生えたアイツがいるわけです。

そう、「ペガスス座」です。

「ペガスス座」は、このメルマガの栄えある創刊号にて、
「星座のつぶやき」としてご紹介しましたね。

http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20051031.html


「ペガスス座」は、秋の星座なので、
今の時期は、日が沈んだ直後、
西の空に頭をつっこむ形をかろうじて見ることが出来ます。


また、「ペガスス座」の頭付近には「こうま座」があります。
仔馬の頭のみを形どった可愛らしい星座です。


そして。。。

実は、これまた馬ではないんですけど、馬っぽい星座はまだあります。

地味〜ではありますが、
まさに、今の時期に見ることが出来るその星座とは。。。

「いっかくじゅう座」です。

なんか平仮名で書くとピンときませんよね。
漢字で書くと「一角獣」、角のある獣、つまりユニコーンのことです。

「いっかくじゅう座」は、
ちょうど冬の大三角形に囲まれるところに位置しています。

が、暗い星ばかりで、
その形を探すのはちょっと難しいですね。


ご紹介した星座の位置などはこちらでご覧いただけます。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060123.html#03



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 ☆4.干支と星座8 ひつじ(ひつじ 未 羊)
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さぁさぁ、やってきました「ひつじ」です。

あー、なんか、気分的にホッとしましたぁ。

なぜなら、皆さんがよくご存知の星座にたどりついたから。。。

はい、「ひつじ」といえば、
そのものズバリ「おひつじ座」です。


「おひつじ座」は、秋と冬の中間的な星座。
なので、今の時期でも充分に見ることが出来ます。

しかも、今はちょうど火星が「おひつじ座」にあるので、
探すのはけっこう簡単です。


あとあと。
「山羊」と書いて「ヤギ」ですよね。

というわけで、「やぎ座」もご紹介しておきましょう。

「やぎ座」は秋の星座です。
それほど目立った星はないものの、
ギリシャ語のデルタの形(直角三角形のような形)に
並んだ姿は比較的探しやすいでしょう。


ご紹介した星座の位置などはこちらでご覧いただけます。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060123.html#04


次回に続く。。。



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 ☆5.土星が見ごろです
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28日に、土星が、
地球を中心にして、ちょうど太陽と反対の場所に位置します。

このように、惑星が太陽と反対に位置している前後の時期は、
ほぼ一晩中見えていることになるので、観望の好機といえるわけです。

28日には、その土星が、
かに座のプレセペ星団(M44=メシエ44)の中に入り込む形となり、
月の影響も受けないので、特に双眼鏡で美しい眺めとなります。

http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060123.html#05



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 ☆6.編集後記
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一昨日21日は、
私の住む埼玉県をはじめ関東一帯でもまとまった雪が終日降り続きました。

私は外出することを諦め、
家で、薬師丸ひろ子主演の「里見八犬伝」をDVDで観てました。

薬師丸ひろ子、若! 真田広之、若! 千葉真一、若!?

薬師丸ひろ子の静姫ももちろんですが、
夏木マリの玉梓の妖演ぶりもサイコーです。

正月にTBS系で「里見八犬伝」を放送してましたけど、
こっちはわたし的にはイマイチだったんですよねぇ。


さてさて。

ちょっと、わたくしごとなんですが、
28日から30日は、ちょっと所用で広島県など西に遠出してまいります。

ですが、もちろん次週も通常どおり刊行しますので、ご安心ください。

それでは、また来週にお会いしましょう☆彡



なお、このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。
http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html



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7月15日夜20時ごろ。
北の空を見上げるとこんな感じです。

きっと、おおぐま座の尻尾にある北斗七星が
目を引いていることでしょう。

ちょっと分かりづらいですけど、
りゅう座にある、
緑の十字で囲んである星が「トゥバン」です。

紀元前3000年ころは、
この「トゥバン」のあたりを中心に星が回転していました。



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8月1日夜20時ごろの南の空。

さそり座のちょうど上あたりに、
へび座とへびつかい座がどっしりと構えています。

2つ合わせると、
かなり大きな星座となります。



5月10日夜20時ごろの南の空。

イメージだけですと、そうでもないように感じますが、
下に示してある方位を確認してもらえると、
うみへび座がどれほど横に広いかがお分かりいただけると思います。

南東から南西に目一杯横たわるその姿は、
一目では見切れないほどです。



まず、場所から説明。
ここは、オーストラリアはシドニー(東経151度12分 南緯33度54分)です。

2006年1月23日夜21時ごろの南の空となります。
(日時はシドニー現地時間。)

きっと南十字が目を引いているんでしょうね。

みずへび座を囲むように、
大小の雲のようなモヤモヤがあるのがお分かりいただけるでしょうか?

これが、大マゼラン星雲と小マゼラン星雲です。



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2006年1月23日日の入り後19時。
西の空です。

地域によっては、こぐま座は完全に沈んでしまっているでしょう。
ペガスス座もまもなく沈みそうです。

ペガススの四辺形が分かるでしょうか?



11月1日夜20時ごろ。
南に身体を向けて、そのまま天頂を向いた時のイメージです。

ペガススの四辺形が確認できれば、
きっとペガススの姿は自然と浮かんできます。

こうま座が、なんかおまけっぽいですね。



2006年1月23日夜21時ごろの南の空。

オリオン座の向かって左隣にいっかくじゅう座がいます。

が。。。

暗い星が多いので、形を確認するのは難しいかもしれません。

「あそこのへんにユニコーンがいるんだなー」
くらいで充分でしょう。



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2006年1月23日日の入り後19時の南の空。

赤く輝く火星がいるあたりが
おひつじ座となります。



10月1日夜20時ごろの南の空。
ちょうど空気も空も秋っぽくなってきた時期ですね。

ギリシャ語のデルタ 
 の形にならんだ姿は、
空の良い場所であれば、比較的探しやすいです。



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2006年1月28日夜20時ごろの東の空。

真東に身体を向けて、
そのまま見上げたところに明るい星が見えれば、
それが土星です。



土星の周りに、
プチプチと星が集まっているところがあるのが分かりますか>

それがかに座の「プレセペ星団」(M44=メシエ44)です。

円は、視野7度を表しています。



ちなみに。。。

望遠鏡であれば、今は、
こんな輪の形の土星を観ることが出来ます。



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