2006/8/7 第41号 夏の風物詩ペルセウス座流星群 |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第41号 2006年8月7日発行 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 ようやく梅雨が明けたと思ったら、先週前半は、 秋と間違えるかのようなさわやかな日が数日続きました。 でも、それも束の間、後半からは一気に暑くなりました。 体調には気をつけたいものですね。 (私の実家がある伊勢崎市では、4日に38.6度を記録してました。。。) それでは、今週もよろしくお願いします。 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.夏の風物詩 ペルセウス座流星群 ☆2.ペルセウス座流星群のお母さん スイフト・タットル彗星 ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.夏の風物詩 ペルセウス座流星群 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今年もやってまりましたペルセウス座流星群! 毎年みることができるペルセウス座流星群の知名度は 天文現象の中でもトップクラスではないでしょうか? 「夏は流れ星が多い」と言われます。 夏は冬に比べて一匹狼のような単発の流れ星が多いこともありますけど、 「夏は流れ星が多い」という、もう1つの要因は、 ペルセウス座流星群にあるのかもしれません。 ペルセウス座流星群は、 毎年7月20日〜8月20日の間に活動がみられる流星群で、 いちばん流星が多い極大時期(ピーク)が、 8月12日〜13日にかけてとなります。 つまり、極大時期はもちろんですけど、 その前後でも、数は少なくても観ることは出来るというわけです。 このペルセウス座流星群は、 1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ 3大流星群のうちの1つでもあります。 特徴としては次のようなものがあります。 1.明るく速い流れ星が多い。 2.その中には、痕(こん)を残す流れ星もある。 3.極大時期には、1時間に100個以上の出現がみられることがある。 ※痕(こん):明るい流れ星が飛んだ後、煙や雲のように残る浮遊物のこと。 また、ペルセウス座流星群が有名なのは、 現象としての見ごたえだけではありません。 1.梅雨明けごろから活動が始まる。 4.夏のため夜になっても冷え込みが少ない。 3.活動時期がちょうど夏休みと重なる。 4.特に極大時期がお盆(休み)時期と重なる。 このように「観る側」の観測条件が良いので、 天候され良ければ、多くの人が観ることが出来るというわけです。 おそらく、地元の子ども会や学校などで、 「ペルセウス座流星群を観よう!」といったキャンプイベントが 催されてるところも少なくないのではないでしょうか。 私も小学校のころ、地元の児童センターが主催するキャンプに 父と参加していたことを思い出しますね。 赤城山の小沼駐車場にテントを張ったっけなぁ。 ただ、山は天候の変化が早いんですよね。。。 いきなりドシャ降りが来たり、 晴れたかと思ったら急に雲がはってしまったり。。。 さてさて。 話を元に戻しまして、今年のペルセウス座流星群はといいますと。 極大とされている12日〜13日には、 9日に満月を迎えた月が夜の間ずーっと光っているため、 残念ながら、条件としては良いほうではありません。 とはいっても、明るい流れ星も多いので、 見上げていれば、都心部でもいくつかは確認できるでしょう。 流星群なので、流れ星は輻射点を中心に放射状に流れていくわけですけど、 その範囲は相当広いので、広範囲に気を配らなければいけません。 (その時、なるべく月を凝視しないようにしましょうね。) まあ、流れ星を観るときは、 リクライニングチェアに座ったり、 地面に寝転がってしまうのがいちばんですよ。 時間もながいので、とにかくラクな姿勢で観ることをオススメします。 親子で流れ星を見つけ合うっていうのもいいですよね。 事故にはくれぐれも気をつけて、 ペルセウス座流星群を楽しんでみて下さい。 ペルセウス座(輻射点)の位置などはコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060807.html#01 2001年に大出現したしし座流星群の様子を第3号でご紹介しました。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20051114.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.ペルセウス座流星群のお母さん スイフト・タットル彗星 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ペルセウス座流星群にはお母さんがいます。 スイフト・タットル彗星です。 ペルセウス座流星群は、 このスイフト・タットル彗星の落し物である塵の空間に地球が入り、 その塵が大気圏で流れ星となって光っているわけです。 その塵の空間は、スイフト・タットル彗星の軌道付近にあります。 つまり、毎年、地球がその付近を通り過ぎる時期は同じですよね。 なので、流星群は毎年同じ時期に観ることが出来るんです。 さてさて。 スイフト・タットル彗星は、1862年に発見されました。 その周期はなんと135年。 太陽の周りを135年に一回り。 1世紀以上ですね。。。 前回は1992年の年末に地球に接近し、 夕方の空で5等級ほどの明るさにまでなりました。 この接近の前年である1991年のペルセウス座流星群は、 予想を超えた大出現となりまして、 この彗星の接近が確実なものであることをうかがわせました。 スイフト・タットル彗星が次に戻ってくるのは2126年。 7月12日に太陽へ最接近し、 翌8月には地球へ大接近を果たすことになりそうです。 まあ、いずれにしても私たちは観ることは出来ませんけど。。。 スイフト・タットル彗星の軌道など http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060807.html#02 スイフト・タットル彗星の写真はコチラ。 http://www41.tok2.com/home/hyakkai/comet/swift.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今週末に実家に戻ることにしました。 目的は、高校時代に所属していた吹奏楽部のOB会。 社会人になってから1度だけ参加したのですけど、 それからもう数年が経ってしまい、 その間、毎年お誘いのメールをもらっていながら、 ほぼ無視に近い状態でした。。。 (毎年幹事のNさん、ホントにごめんなさい!) 今年は日程の調整がついたので、久しぶりの参加です。 高校卒業以来、まったく会っていなかった先輩や後輩とも会えそうなので、 いまからとても楽しみにしています。 OB会が終わって、家(実家)に帰ったころ、 ちょうどペルセウス座流星群が極大を迎えているはず。 庭で椅子に座りながら観ようかな。 OB会であんまり飲みすぎないようにしないと。。。 そのまま寝ちゃったら危険ですし。。。 それでは、また来週にお会いしましょう☆彡 なお、このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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2006年8月13日0時(12日24時)ごろの北東の空。 ピンクの十字が輻射点となります。 ペルセウス座流星群の流れ星はこの輻射点を中心に飛びます。 とはいっても、「輻射点はカシオペヤの左下あたり」 くらいの意識があれば充分です。 13日2時(12日26時)ごろ。 流れ星は輻射点から離れたところにも当然流れますので、 広範囲に見張る必要があります。 |
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