アクセス解析
流れ星TOP 2016/8/8 第563号
今年もきます!ペルセ群!12日!
★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡


 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第563号 2016年8月8日発行


☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡



こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



それでは、今週もよろしくお願いします☆彡




★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★今週の話題

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


 ★1.半月・土星・火星・アンタレスが集まる(12日)


 ★2.夏の風物詩 ペルセウス座流星群が極大(12日夜)


 ★3.国際宇宙ステーションを見よう! 大西さん滞在中!


 ★4.編集後記





★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★1.半月・土星・火星・アンタレスが集まる(12日)

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


週末の三日月を過ぎて、月は今週、
おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座を
移動していきます。


本日8日には、
日没後の西の空で、
おとめ座1等星スピカと並びます。


また、週末12日には、
さそり座に移って、
上弦の半月の姿で、
土星、火星、さそり座1等星アンタレスと
フォーショット。


12日には、
ちょうどペルセウス座流星群の極大日。


なかなか粋な演出です。


8日の月とスピカ、
12日の上弦の半月、土星、火星、アンタレスの様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20160808.html#01





★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★2.夏の風物詩 ペルセウス座流星群が極大(12日夜)

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


日本の夏。

  猛暑の夏。

    そして、流星の夏。


今年も「ペルセウス座流星群」の季節がやってきました。



ペルセウス座流星群は、
1月のしぶんぎ座流星群、
12月のふたご座流星群とともに
3大流星群の1つ。


一般的には、
この3つの中でいちばん有名かもしれません。


星のことはあまり知らないけど、
「ペルセウス座流星群」という言葉なら聞いたことがある、
という人も多いでしょう。



ペルセウス流星群の特徴は次のとおり。

1.活動期間は7月20日ごろ〜8月20日ごろ。
2.極大(ピーク)は8月12日〜13日ごろ。
3.明るく速い流れ星が多い。
4.その中には、痕を残す流れ星もある。
5.極大時期には、1時間に100個以上の出現がみられることがある。


痕(こん)とは、
明るい流れ星が飛んだ後、煙や雲のように残る浮遊物のこと。


特徴にあるとおり、既に活動が始まっています。



ペルセウス座流星群が有名なのは、
現象としての見ごたえだけではありません。


1.梅雨明けごろから活動が始まる。
4.夏のため夜になっても冷え込みが少ない。
3.活動時期がちょうど夏休みと重なる。
4.特に極大時期がお盆(休み)時期と重なる。


このように「観る側」の観測条件が良いことも、
ペルセウス座流星群を有名にしている要因なのです。



それでは、
気になる今年2016年はどうでしょうか。


まず、日本での極大予想は、
12日21時ごろとなっています。


したがって、狙い目は、
12日一晩中となります。


今年は、上弦の半月があるものの、
日付けが変わるころには沈むので、
それほど月を気にすることはありません。


猛暑をはらうような
火球を期待したいですね。



12日21時から2時間ごとのペルセウス座(放射点)の位置はコチラ
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20160808.html#02



流星群なので、
流れ星は放射点を中心に放射状に流れていきますけど、
流れる範囲はかなり広いので、
広範囲に気を配る必要があります。
(ペルセ群の放射点はカシオペヤ座のちょっと東側です。)


また、流れ星を観るときは、
リクライニングチェアに座ったり、
地面に寝転がってしまうのも1つの方法です。
(もちろん、道路とかは絶対にやめて下さい。)


首を上に向け続ける姿勢はかなり疲れますし、
時間もながいので、
とにかくラクな姿勢で観ることをオススメします。


それから、虫対策もお忘れなく。
(場所によっては防寒対策も。)



なお、国立天文台では今夏も
「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーンを行ないます。


これは、ペルセウス座流星群が活発になると思われる
8月10日夜から15日朝までの間に
星空を眺めた結果を報告してもらおうという企画です。


結果を報告することで
観測意欲がさらに増すかもしれません。


「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーン2016(国立天文台)
http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/201608-perseids/



【関連トピック】
ペルセウス座流星群のお母さん スイフト・タットル彗星
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060807.html



【関連リンク】
特集2016年ペルセウス座流星群(アストロアーツ)
http://www.astroarts.co.jp/special/2016perseids/


2015年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
http://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/341

2014年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
http://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/293

2013年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
http://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/229






★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★3.国際宇宙ステーションを見よう! 大西さん滞在中!

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


国際宇宙ステーション(ISS)は普通に肉眼で見ることが出来ます。

下記の目視予想を参考にしてタイミングを合わせましょう!



★日付|★見え始め時間(方角/高さ)|★最大の高さ(方角/高さ)

【稚内】
08日|20:26(北西/10度) |20:29(北北東/43度)
09日|19:33(北西/10度) |19:36(北北東/33度)
09日|21:10(西北西/11度)|21:12(西/51度)
10日|20:17(西北西/11度)|20:20(北北東/74度)
11日|19:24(北西/11度) |19:27(北北東/48度)
12日|20:07(西北西/12度)|20:10(南南西/55度)
13日|19:16(北西/46度) |19:17(東/80度)


【札幌】
09日|21:10(北西/13度) |21:12(北西/46度)
10日|20:17(北西/12度) |20:20(北東/46度)
11日|19:24(北西/12度) |19:27(北北東/31度)
11日|21:01(西北西/13度)|21:02(西/30度)
12日|20:07(西北西/11度)|20:10(西北西/78度)
13日|19:14(北西/11度) |19:17(北北東/53度)
14日|19:58(西北西/11度)|20:01(南西/37度)


【秋田】
09日|21:11(北西/13度) |21:12(北北西/29度)
11日|21:01(北西/12度) |21:02(北西/29度)
12日|20:08(北西/11度) |20:11(北東/48度)
14日|19:58(西北西/13度)|20:01(南/67度)


【仙台】
12日|20:08(北西/12度) |20:11(北東/40度)
14日|19:58(北西/11度) |20:01(西/79度)


【東京】
14日|19:59(北西/12度) |20:02(北東/57度)


【金沢】
13日|20:51(北西/13度) |20:53(北西/33度)
14日|19:58(北西/13度) |20:01(北北東/47度)


【名古屋】
14日|19:58(北北西/11度)|20:01(北東/40度)


【大阪】
13日|20:51(北西/12度) |20:53(北西/30度)
14日|19:58(北北西/11度)|20:01(北東/32度)


【広島】
13日|20:51(北西/11度) |20:53(北/33度)


【福岡】
13日|20:51(北北西/11度)|20:53(北/29度)


【鹿児島】
【那覇】
(この1週間中に良い条件で目に見える予報はありません)




ISSを見る前に詳しい情報を下記のJAXAサイトで
確認することをオススメします。
(見え方のシミュレーションなどが掲載されています。)


また、「観測地の選択」ページで、
上記以外の細かい観測地が選択できます。
(緯度、経度の指定もできます。)



【関連リンク】
国際宇宙ステーションを見よう(JAXA)
http://kibo.tksc.jaxa.jp/

ISSを見よう 観測地の選択(JAXA)
http://kibo.tksc.jaxa.jp/letsview/visibility1/

国際宇宙ステーションの探し方と注意事項(JAXA)
http://iss.jaxa.jp/iss/map/guide.html





★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★4.編集後記

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


明日9日は旧暦の7月7日、
つまり伝統的七夕です。


新暦の七夕から1ヶ月が経ち、
織姫星、彦星は、
21時ごろほぼ天頂に昇っています。


梅雨の時期と比べると、
天気も安定しています。


9日21時ごろの織姫星、彦星の位置はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20160808.html#03




それでは、また来週にお会いしましょう。




↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。
http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html







ご購読の登録はコチラです



2016年8月8日20時ごろの西の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢5.6)


月とスピカ
(視野円7度)












2016年8月8日20時ごろの南の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢9.6)


上弦の半月、土星、火星、アンタレスが集合
(視野円15度)











2016年8月12日21時ごろの北東の空。
カシオペヤ座の下あたりが放射点(流星が飛ぶ中心点)です。



12日23時ごろ。



12日25時(13日1時)ごろ。



12日27時(13日3時)ごろ。








12日21時ごろ。
2016年のペルセウス座流星群の極大予想は
まさに12日21時ごろとなっています。
日没後から北東の空を中心に広く目を向けたいです。

この時間は、上弦の半月がありますけど、
放射点と逆方向なので、あまり気にすることはありません。
半月は日が変わるころに沈みます。

(画像はシミュレーションによるイメージです。)









伝統的七夕(旧暦の七夕)、2016年8月9日21時ごろ、
身体を南に向けて上を見上げた時の様子。

織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)は、
ほぼ天頂で輝いています。








しし座生まれ(7/23〜8/22)のあの人に絵本のプレゼントはいかがですか?
      
上に戻る
このページの星図、シミュレーション図は、
株式会社アストロアーツのステラナビゲータを使用しています。

Copyright (C) 2005~ nagarebosi. All Rights Reserved.