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流れ星TOP 2021/12/27 第844号
2021年おつかれさまでした
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 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第844号 2021年12月27日発行


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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



JAXAが13年ぶりに、
日本人宇宙飛行士候補者の募集を開始しました。


応募資格は次の通りです。


次のすべての条件を満たす者。

(1)
2021年度末(2022年3月末)の時点で、
3年以上の実務経験を有すること。
(修士号取得者は1年、
 博士号取得者は3年の実務経験とみなします。)

(2)
以下の医学的特性を有すること。
身長:149.5〜190.5cm
視力:遠距離視力 両眼とも矯正視力1.0以上
色覚:正常(石原式による)
聴力:正常(背後2mの距離で普通の会話可能)


今回は募集資格が緩和され、
JAXAが、より広い人材を求めていることが分かります。


ただ、学歴が問われないとはいえ、
当然、相応の学力が求められます。


第0次選抜試験は、
英語試験(必須)、
一般教養試験(大学の教養課程相当)、
科学・技術・工学・数学分野試験(大卒程度試験相当)
が課されます。


応募は来年2022年3月4日までです!


2021年度 宇宙飛行士候補者の募集について(JAXA)
https://www.jaxa.jp/press/2021/11/20211119-1_j.html



それでは、今週もよろしくお願いします☆彡





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 ★今週の話題

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 ★1.月とスピカが並ぶ(29日早朝)


 ★2.新年を彩る流れ星 しぶんぎ座流星群が極大(4日未明)


 ★3.編集後記





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 ★1.月とスピカが並ぶ(29日早朝)

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2021年最後の週、
おとめ座、てんびん座を移動しながら、
新月に向けて、
どんどん細くなっていきます。


29日早朝には、
おとめ座1等星スピカと並びます。


冬の冷たい朝、
南東の方角です。



29日早朝の月とスピカの様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20211227.html#01





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 ★2.新年を彩る流れ星 しぶんぎ座流星群が極大(4日未明)

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新年を彩る流星群といえば、
「しぶんぎ座流星群」。


しぶんぎ座流星群は、
8月のペルセウス座流星群、
12月のふたご座流星群とともに、
3大流星群の1つとなっています。



しぶんぎ座流星群の特徴は次のとおりです。


1.活動期間は1月1日〜6日。

2.極大(ピーク)は3〜4日。

3.極大時は1時間あたり
  20〜40個ほどの流星が見られる。

4.ただし、極大の時間が極めて短いため(4時間ほど)、
  極大が昼間になってしまうと、
  流星はあまり見られない。

5.流星の特徴は「速い」。

6.放射点(流星が飛ぶ中心点)が
  北天にあるため、
  南半球では見ることが出来ない。


2022年の極大予想は
4日早朝なので、
3日深夜から4日未明が狙い目です。


しかも、3日が新月という、
まったく月明かりのない
絶好の流星群日和?です!


言うまでもなく、
防寒対策は充分に!!


3日24時、28時(4日4時)の
放射点の位置はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20211227.html#02




ちなみに。


「しぶんぎ座」は、
現在では使われていない星座で、かつ、
この流星群の放射点が
現在の「りゅう座」にあることから、
「りゅう座ι(イオタ)流星群」とも
呼ばれていました。


2009年に国際天文学連合が、
流星群の名称を整理したことにより、
日本では「しぶんぎ座流星群」で
統一されました。



しぶんぎ座は、
18世紀のフランスの天文学者ラランドが
設定した「壁面四分儀座」のことなんですけど、
1928年に88星座を決定するときに
外れてしまいました。


かつては、
りゅう座とうしかい座の境に位置していて、
現在では、りゅう座の領域に
含まれてしまっています。



私が所有している
18世紀のボーデの星図(復刻版)を確認したところ、
うしかい座の頭付近に確かに存在しています。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20071231.html#02






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 ★3.編集後記

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2021年も残り1週間を切りました。


昨年に引き続き、
今年もいろいろ大変な一年でした。


本当におつかれさまでした。


来年こそは落ち着いてもらいたいものです。


良いおとしを。


それでは、また“来年”にお会いしましょう。



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http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html







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2021年12月29日未明4時ごろの南東の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢24.5)



月とスピカ
(視野円10度)









2022年1月3日24時ごろの北の空。
3大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」が極大。
ピンク十字が放射点(流星が飛ぶ中心点)。
放射点は地平線スレスレです



4日未明4時ごろ。




2022年の極大予想は4日早朝なので、
3日深夜から4日未明が狙い目です。

(シミュレーション図は4日4時ごろのイメージです。)








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