アクセス解析
流れ星TOP 2022/8/8 第876号
満月に負けない!飛ぶぞ!ペルセ群!
★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡


 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第876号 2022年8月8日発行


☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡



こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



それでは、今週もよろしくお願いします☆彡





★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★今週の話題

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


 ★1.満月と土星が並ぶ(12日)


 ★2.満月ビカビカ!ペルセウス座流星群が極大(13日早朝)


 ★3.編集後記





★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★1.満月と土星が並ぶ(12日)

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


月は今週、
晩夏から秋の黄道星座、
いて座、やぎ座、
みずがめ座を移動していきます。


12日の満月には、
やぎ座の尾のあたりで、
土星と並びます。


ちょうど、
この夜はペルセウス座流星群の極大予想日。


詳しくは次のトピックにて。


12日の満月と土星の様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20220808.html#01






★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★2.満月ビカビカ!ペルセウス座流星群が極大(13日早朝)

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


日本の夏。

  猛暑の夏。

    そして、流星の夏。


今年も「ペルセウス座流星群」の季節がやってきました。



ペルセウス座流星群は、
1月のしぶんぎ座流星群、
12月のふたご座流星群とともに
3大流星群の1つ。


一般的には、
この3つの中でいちばん有名かもしれません。


星のことはあまり知らないけど、
「ペルセウス座流星群」という言葉なら聞いたことがある、
という人も多いでしょう。



ペルセウス流星群の特徴は次のとおり。

1.活動期間は7月20日ごろ〜8月20日ごろ。
2.極大(ピーク)は8月12日〜13日ごろ。
3.明るく速い流れ星が多い。
4.その中には、痕を残す流れ星もある。
5.極大時期には、
  1時間に100個以上の出現がみられることがある。


痕(こん)とは、
明るい流れ星が飛んだ後、
煙や雲のように残る浮遊物のことです。


特徴にあるとおり、
既にペルセ群の活動が始まっています。



ペルセウス座流星群が有名なのは、
現象としての見ごたえだけではありません。


1.梅雨明けごろから活動が始まる。
2.夏のため夜になっても冷え込みが少ない。
3.活動時期がちょうど夏休みと重なる。
4.特に極大時期がお盆(休み)時期と重なる。


このように「観る側」の観測条件が良いことも、
ペルセウス座流星群を有名にしている要因なのです。



それでは、
気になる今年2022年はどうでしょうか。


まず、日本での極大予想は、
13日午前10時ごろとなっています。


したがって、狙い目は、
13日未明から13日早朝となります。


ただ、極大はズレることもあるので、
前日11日、翌日13日の夜も
注意が必要です。


さて。


流星群で気になるのはお月さま。

今年2022年は、
さきほどのトピックでもお話したとおり、
12日が満月。


明るい流れ星が多いペルセ群、
ここは満月に負けないくらいのやつを
流してもらいましょう。


12日22時から2時間ごとの
ペルセウス座(放射点)の位置はコチラ
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20220808.html#02




流星群なので、
流れ星は放射点を中心に
放射状に流れていきますけど、
流れる範囲はかなり広いので、
広範囲に気を配る必要があります。
(ペルセ群の放射点は
 カシオペヤ座のちょっと東側です。)


また、流れ星を観るときは、
リクライニングチェアに座ったり、
地面に寝転がってしまうのも1つの方法です。
(もちろん、道路とかは絶対にやめて下さい。)


首を上に向け続ける姿勢はかなり疲れますし、
時間もながいので、
とにかくラクな姿勢で観ることをオススメします。


それから、虫対策もお忘れなく。
(場所によっては防寒対策も。)




【関連トピック】
ペルセウス座流星群のお母さん スイフト・タットル彗星
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060807.html



【関連リンク】
特集2022年ペルセウス座流星群(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/special/2022perseids/



2021年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/641

2020年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/582

2019年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/529

2018年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/486

2017年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/429






★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★3.編集後記

☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡


ロシアが2024年以降、
国際宇宙ステーション(ISS)から撤退することを
表明しました。


ISSは、現在では、
5つの宇宙機関と15ヶ国が参加する、
国際協調を象徴する存在です。


もともとロシアのモジュールが中心であり、
ロシアの撤退によって、
2030年まで延長された運用についても、
変更される可能性も出てきます。


冷戦を終え、
アメリカとロシア(ソ連)が牽引してきた
国際的な宇宙開発が、
再び大きな争いの場になろうとしています。



それでは、また来週にお会いしましょう。



↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。
http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html







ご購読の登録はコチラです



2022年8月12日21時ごろの南東の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢14.8)



満月と土星
(視野円7度)










2022年8月12日22時ごろの北東の空。
カシオペヤ座の下あたりが放射点(流星が飛ぶ中心点)です。
月は既に沈んでいます。



12日24時ごろ。



12日26時(13日2時)ごろ。





13日未明3時ごろ。

2022年のペルセウス座流星群の極大予想は
13日10時ごろとなっているので、
13日早朝が狙い目です。

(画像はシミュレーションによるイメージです。)








しし座生まれ(7/23〜8/22)のあの人に絵本のプレゼントはいかがですか?
      
上に戻る
このページの星図、シミュレーション図は、
株式会社アストロアーツのステラナビゲータを使用しています。

Copyright (C) 2005~ nagarebosi. All Rights Reserved.