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2008/12/29 第１６６号 ２００８年を締めくくるダブル会合 |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第１６６号 ２００８年１２月２９日発行 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろん、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 それでは、２００８年最後の「流れ星からの贈り物」も よろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆１．三日月と金星／木星と水星 大晦日にダブル会合 ☆２．新年を飾る流れ星 しぶんぎ座流星群が極大（３日） ☆３．編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆１．三日月と金星／木星と水星 大晦日にダブル会合 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 まさに２００８年の大詰め、 大晦日３１日の日没後の南西の空で ダブル会合を見ることが出来ます。 まずは、三日月と金星。 今月１日には、両者に木星も加わって、 素晴らしい眺めとなりましたよね。 月が一回りして、再び金星のもとへと戻ってきた形です。 木星がいなくても絵になりますよ。 一方の木星はというと、 もうすぐにでも沈んでしまいそうな位置に移動しています。 その木星と、４日に東方最大離角を迎える水星とが、 地平線間際ギリギリでコラボします。 水星を見つける機会というのは、あまりないので、 木星の輝きを頼りに探してみるのが正解。 南西の空がとにかく開けている場所、 もしくは高い建物の上から見つけてみて下さい。 なお、水星は本日２９日の昼間に 月齢１．６の細〜い月に隠される水星食となります。 大晦日３１日の日没後の南西の空の様子と ２９日昼間の水星食の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20081229.html#01 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆２．新年を飾る流れ星 しぶんぎ座流星群が極大（３日） ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 しぶんぎ座流星群は、 ついこの間に極大を迎えたふたご座流星群と 夏のペルセウス座流星群と並んで、 ３大流星群の１つとなっています。 しぶんぎ座流星群の特徴は次のとおりです。 １．活動期間は１月１日〜６日。 ２．極大（ピーク）は３〜４日。 ３．極大時は１時間あたり２０〜４０個ほどの流星が見られる。 ４．ただし、極大の時間が極めて短いため（４時間ほど）、 極大が昼間になってしまうと、流星はあまり見られない。 ５．流星の特徴は「速い」。 ６．放射点（流星が飛ぶ中心点）が北天にあるため、 南半球では見ることが出来ない。 今回の日本での極大は、 ３日夜２２時ごろの予想となっていて、 上弦の月も２３時には西へと沈むため、 条件としてはかなり良好です。 極大予想ごろの放射点は北東の空の低いところにあるため、 天頂へ向かって飛び上がるイメージとなるでしょうか。 世界天文年２００９年の最初を飾る 出現になることを期待したいですね。 くれぐれも充分すぎる防寒対策をお願いします。 ３日２３時ごろの放射点の位置をコチラに示しました。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20081229.html#02 ちなみに。。。 「しぶんぎ座流星群」の「しぶんぎ座」は、 現在は使われていない星座です。 １８世紀のフランスの天文学者ラランドが設定した 「壁面四分儀座」のことなんですけど、 １９２８年に８８星座を決定するときに外れてしまいました。 かつては、りゅう座とうしかい座の境に位置していて、 現在ではりゅう座の領域に含まれてしまっています。 「しぶんぎ座流星群」のことを 「りゅう座ι（イオタ）流星群」ともいうのですけど、 放射点が、りゅう座本体から離れているため、 「しぶんぎ座流星群」という名称だけが残っています。 【関連リンク】 「見えるかな年の初めの流星群」キャンペーンについて（国立天文台） http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090102/ ２００８年ふたご座流星群ギャラリー（アストロアーツ） http://www.astroarts.co.jp/gallery/meteor/gem/2008/ ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆３．編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 まずは、お知らせです。 来年は「世界天文年２００９」。 それを記念して、 １月４日に約４０のプラネタリウムや科学館などで 「全国一斉オープニングイベント」が開催されます。 施設や時間について、 「世界天文年２００９」サイトの「企画・イベント」欄で ぜひチェックしてみて下さい。 世界天文年２００９ http://www.astronomy2009.jp/ さてさて。 ２００８年も今日を入れて あと３日となりました。 今年もどうにかこうにか 毎週月曜日の配送を続けることが出来ました。 これもひとえに読者の皆さんのおかげです。 本当にありがとうございました。 どうぞ良い新年をお迎えください。 それでは、また来年にお会いしましょう☆彡 このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。 ２００５年：http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-1.html ２００６年：http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-2.html ２００７年：http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-3.html ２００８年：http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-4.html |
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 ２００８年１２月３１日日没後の南西の空。 （月齢３．８） 三日月と金星、木星と水星のダブル会合。  三日月と金星 （視野円７度）  木星と水星 （視野円７度）  ２００８年１２月２９日には 昼間に水星食となります。  潜入直前（東京） １２時２０分ごろ  出現直後（東京） １４時２０分ごろ |
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 ２００９年１月３日２３時ごろの北の空。 今回の「しぶんぎ座流星群」の極大予想は３日の２２時ごろ。 放射点が低いので、地平線から飛び上がるようイメージです。 ２３時には上弦の月も沈み、条件は良好です。  新年を飾る流星群となるでしょうか。 （画像はあくまでもイメージです。） |
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