2009/12/07 第215号 師走を彩る双子の矢 |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第215号 2009年12月7日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろん、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 日本人宇宙飛行士として2人目のISS長期滞在員となる 野口聡一の打ち上げが21日に予定されました。 野口さんがISSへ向かうために使用するのは、 NASAのスペースシャトルではなく、ロシアのソユーズ。 ソユーズに搭乗するのは日本人として2人目となります。 2人目? そうです。 19年前の1990年12月2日、 当時TBS社員だった秋山豊寛さんが、 ソユーズに乗って、日本人で初めて宇宙へ行きました。 憶えていますか? TBSは宇宙での秋山さんの様子を連日、伝えていました。 これを記念して、12月2日は、 「日本人宇宙飛行記念日」になっています。 【関連リンク】 ソユーズロケットの概要(JAXA) http://iss.jaxa.jp/iss/supply/soyuz.html それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ☆1.逆三日月とスピカが並びます(12日未明) ☆2.ふたご座流星群が極大 狙い目は13〜14日 ☆3.国際宇宙ステーションを見よう! ☆4.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.逆三日月とスピカが並びます(12日未明) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 冬が本番を迎えようとしていますけど、 未明には、春の星座も東の空から顔を出し、 明け方には、大きなおとめ座もすっかり姿を表します。 12日明け方には、 おとめ座1等星スピカと逆三日月が仲良く並びます。 ちょっと早めに春の気分を味わうのもいいでしょう。 12日4時30分ごろの南東の空の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20091207.html#01 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.ふたご座流星群が極大 狙い目は13〜14日 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ふたご座流星群は、 コンスタントに流星が出現することで知られていて、 1月のしぶんぎ座流星群、 8月のペルセウス座流星群と並んで、 3大流星群の1つとなっています。 ふたご座流星群の特徴は次のとおり。 1.活動期間は12月の5日ごろ〜18日ごろ。 2.極大(ピーク)は13日〜15日ごろ。 3.放射点(流星が飛ぶ中心点)が日没後まもなくから天空にあるため、 一晩中ゆっくりと観察できる。 4.深夜に放射点が天頂付近を通るため、 どの方向へも流星が飛び、観察しやすい。 5.流星の特徴は「やや速い」。 6.ピーク時は1時間に20〜30個ほどの流星が見られる。 7.時期的に冬型気候のため、 日本の太平洋側では、晴天確率が高く、空の透明度も良い。 8.近年では、特に活動が活発となっていて、 明るい流星も目立ってきている。 今年2009年の極大予想は14日の昼間なので、 実際には、13日夜、14日夜が狙い目となりそうです。 今年は、16日が新月のため、 13日と14日とも明け方に細い月が昇り始める程度なので、 月明かりを気にしなくてすむ良好な条件です。 昨年2008年は満月が煌々と照らす中での流星群だったので、 そのリベンジになるといいですね。 とすれば、問題は、ただ1つ、 「とにかく寒い!」ということだけ。 天気が良ければ良いほど、 明け方に向かってどんどん冷え込みが増します。 ただ、こればかりは如何ともし難いわけで。。。 当たり前ですけど、 防寒対策は自分自身でしっかりと行なうしかありません。 根を詰めて一晩中、見る必要はないわけですし、 とにかく充分すぎるくらいの暖かい格好をして、 見られる時間だけ外に出るなど、 出来る範囲で観察してみると良いでしょう。 あまり過度な期待はせぬよう。。。 13日〜14日、 21時、0時、3時ごろのふたご座と放射点の位置はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20091207.html#02 【関連リンク】 2007年 ふたご座流星群ギャラリー(アストロアーツ) http://www.astroarts.co.jp/gallery/meteor/gem/2007gem/ 2008年 ふたご座流星群ギャラリー(アストロアーツ) http://www.astroarts.co.jp/gallery/meteor/gem/2008/ ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.国際宇宙ステーションを見よう! ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ★場所|★見始時間(方角/高さ) |★最大高さ(方角/高さ) <8日> 札 幌|06:05(南西/13度) |06:07(南東/47度) 秋 田|06:04(南西/11度) |06:06(南/75度) 仙 台|06:04(西南西/12度)|06:06(北西/72度) 東 京|06:03(西南西/13度)|06:06(北北西/50度) 金 沢|06:03(南西/12度) |06:05(西南西/86度) 大 阪|06:02(南西/12度) |06:05(北西/74度) 広 島|06:02(南西/12度) |06:04(南東/77度) 福 岡|06:01(南西/12度) |06:04(南東/65度) 那 覇|06:01(西南西/28度)|06:02(西北西/52度) <9日> 東 京|04:53(南南東/32度)|04:53(東南東/32度) <10日> 札 幌|05:16(南南西/29度)|05:17(南東/45度) 秋 田|05:16(南南西/64度)|05:16(東/69度) 仙 台|05:16(西/71度) |05:16(西/71度) 東 京|05:16(北/47度) |05:16(北/47度) 金 沢|05:16(北東/44度) |05:16(北東/44度) <11日> 札 幌|05:38(西/37度) |05:39(北/56度) 秋 田|05:38(北西/33度) |05:38(北西/33度) ISSが明け方の空に見えるようになりました。 8日は、ISSがちょうど日本列島の上を通過するので、 日本全国くまなく見られます! より詳細な情報は下記のJAXAサイトで確認して下さい。 (見え方のシミュレーションなどが掲載されています。) また、ISSが軌道を変更した場合、 予報どおりに見えないことがあります。 【関連リンク】 国際宇宙ステーションを見よう(JAXA) http://kibo.tksc.jaxa.jp/ 国際宇宙ステーションの探し方と注意事項(JAXA) http://iss.jaxa.jp/iss/map/guide.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆4.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 普段やらないトコロの掃除を そろそろ3日くらいに分けてやろうと思ってます。 気になってるトコロがあるんですよねぇ。。。 それでは、また来週にお会いしましょう☆彡 このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。 2005年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-1.html 2006年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-2.html 2007年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-3.html 2008年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-4.html 2009年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-5.html |
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2009年12月12日早朝4時30分ごろの南東の空。 (月齢25.0) 逆三日月とスピカ(おとめ座1等星) (視野円7度) |
2009年12月13日、14日21時ごろの東の空。 ふたご座は既に昇っています。 同0時(24時)ごろ、南に身体を向けて上を見上げた時の様子。 ふたご座はほぼ南中。 同3時(27時)ごろの西の空。 2009年は月明かりもなく条件が良い「ふたご座流星群」。 近年は比較的活発な出現を見せています。 さて、どうなりますか。。。 ふたご座の位置は1時ごろ。 (図はあくまでもイメージです。) |
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