2024/8/5 第980号 今年はどうかな?夏のペルセ群!12日極大! |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第980号 2024年8月5日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 ご愛読いただいている皆さま、 新しく読者登録していただいた方、 本当にありがとうございます。 それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ★1.今年はどうかな?ペルセウス座流星群が極大(12日夜) ★2.月がスピカを隠す「スピカ食」(10日) ★3.夏至から一月半 秋分まで一月半 立秋(7日) ★4.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★1.今年はどうかな?ペルセウス座流星群が極大(12日夜) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 日本の夏。 猛暑の夏。 そして、流星の夏。 今年も「ペルセウス座流星群」の季節がやってきました。 ペルセウス座流星群は、 1月のしぶんぎ座流星群、 12月のふたご座流星群とともに 3大流星群の1つ。 一般的には、 この3つの中でいちばん有名かもしれません。 星のことはあまり知らないけど、 「ペルセウス座流星群」という言葉なら聞いたことがある、 という人も多いでしょう。 ペルセウス流星群の特徴は次のとおり。 1.活動期間は7月20日ごろ〜8月20日ごろ。 2.極大(ピーク)は8月12日〜13日ごろ。 3.明るく速い流れ星が多い。 4.その中には、痕を残す流れ星もある。 5.極大時期には、 1時間に100個以上の出現がみられることがある。 痕(こん)とは、 明るい流れ星が飛んだ後、 煙や雲のように残る浮遊物のことです。 特徴にあるとおり、 既にペルセ群の活動が始まっています。 ペルセウス座流星群が有名なのは、 現象としての見ごたえだけではありません。 1.梅雨明けごろから活動が始まる。 2.夏のため夜になっても冷え込みが少ない。 3.活動時期がちょうど夏休みと重なる。 4.特に極大時期がお盆(休み)時期と重なる。 このように「観る側」の観測条件が良いことも、 ペルセウス座流星群を有名にしている要因なのです。 それでは、 気になる今年2024年はどうでしょうか。 まず、日本での極大予想は、 12日23時ごろとなっています。 したがって、狙い目は、 12日の夜となります。 さて。 流星群で気になるのはお月さま。 今年2024年はというと。 月齢8の上弦の月があるものの、 22時ごろには西の空に沈むので、 ピークが当たれば、 月明かりは気にする必要がありません。 条件良好です。 ぜひ、痕が残るような 火球クラスの流星が流れてほしいです。 12日21時から3時間ごとの ペルセウス座(放射点)の位置はコチラ http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20240805.html#01 流星群なので、 流れ星は放射点を中心に 放射状に流れていきますけど、 流れる範囲はかなり広いので、 広範囲に気を配る必要があります。 (ペルセ群の放射点は カシオペヤ座のちょっと東側です。) また、流れ星を観るときは、 リクライニングチェアに座ったり、 地面に寝転がってしまうのも1つの方法です。 (もちろん、道路とかは絶対にやめて下さい。) 首を上に向け続ける姿勢はかなり疲れますし、 時間もながいので、 とにかくラクな姿勢で観ることをオススメします。 それから、虫対策もお忘れなく。 (場所によっては防寒対策も。) 【関連トピック】 ペルセウス座流星群のお母さん スイフト・タットル彗星 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060807.html 【関連リンク】 特集2024年ペルセウス座流星群(アストロアーツ) https://www.astroarts.co.jp/special/2024perseids/ 2023年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ) https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/758 2022年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ) https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/696 2021年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ) https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/641 2020年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ) https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/582 2019年ペルセウス座流星群ギャラリー(アストロアーツ) https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/529 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★2.月がスピカを隠す「スピカ食」(10日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 10日の日没後、 20時から21時にかけて、 月が、おとめ座1等星スピカを隠す 「スピカ食」があります。 ただし、見られるのは、 南東北以南となります。 日本で全国的に スピカ食が見られるのは、 2013年8月12日以来11年ぶり。 各地における土星の 潜入時間と出現時間は次の通りです。 ★地域|★潜入時間(月高度)|★出現時間(月高度) 仙 台|20:28( 8度)|20:40( 5度) 東 京|20:24(10度)|20:51( 4度) 大 阪|20:20(14度)|20:52( 8度) 福 岡|20:13(20度)|20:52(12度) 那 覇|20:12(26度)|21:14(13度) ご覧のように、 南の地域ほど 月の高度は高くなります。 今回は、 月が見えていれば、 肉眼で観測できます。 双眼鏡、望遠鏡を使えば、 より楽しめます! 東京における10日のスピカ食の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20240805.html#02 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★3.夏至から一月半 秋分まで一月半 立秋(7日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 7日は立秋です。 立秋は、二十四節気の1つで、 ちょうど夏至と秋分の中間にあたります。 夏至からもうひと月半が経ち、 あとひと月半すれば秋分です。 定気法では太陽が黄経135度に位置した時、 平気法では冬至から228日目の時になり、 今年は両方とも8月7日です。 黄経135度はどの辺かといいますと、 かに座としし座の境目あたりになります。 暦の上では、 立秋から立冬の前日までが秋。 「最近、日が短くなったな」と感じる人は、 季節に敏感な人でしょうか。 立秋を境に、 朝晩だけでも秋風を感じたいものですけど、 まだまだそんなわけにはいかなそうですね。 【関連トピック】 1年を24に分けてみよう(二十四節気って何?) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100315.html 二十四節気のひとつ 夏至 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100621.html はじまりは春分点 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080317.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★4.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 10日は旧暦の7月7日、 つまり伝統的七夕です。 新暦の七夕から約1ヶ月が経ち、 織姫星、彦星は、 21時ごろほぼ天頂に昇っています。 10日21時ごろの織姫星、彦星の位置はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20240805.html#03 それでは、また来週にお会いしましょう。 ↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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2024年8月12日21時ごろの北東の空。 カシオペヤ座の下あたりが放射点(流星が飛ぶ中心点)です。 月は既に沈んでいます。 12日24時(13日0時)ごろ 12日27時(13日3時)ごろ 12日23時ごろ。 2023年のペルセウス座流星群の極大予想は 12日23時ごろとなっているので、 そのまま12日の夜が狙い目です。 月齢8の月は沈んでいます。 (画像はシミュレーションによるイメージです。) |
2024年8月10日 スピカ食@東京 スピカの潜入:20時24分 スピカの出現:20時51分 |
伝統的七夕(旧暦の七夕)、 2024年8月10日21時ごろ、 身体を南に向けて上を見上げた時の様子。 織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)は、 ほぼ天頂で輝いています。 |
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