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流れ星TOP 2025/1/13 第1003号
火星を見よう!2年1ヶ月ぶりに最接近!
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 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第1003号 2025年1月13日発行


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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



それでは、今週もよろしくお願いします☆彡





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 ★今週の話題

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 ★1.火星を見よう!2年1ヶ月ぶりに最接近!


 ★2.金星と土星がツーショット(19日)


 ★3.編集後記





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 ★1.火星を見よう!2年1ヶ月ぶりに最接近!

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火星が昨日12日日、
約2年1ヶ月ぶりに地球に最接近しました。


火星と地球は、
それぞれの公転周期の関係から
2年1〜2ヶ月ごとに
最接近を繰り返します。


ただし、火星の軌道が
ほんの少し楕円になっているため、
地球との最接近ごとに、
その接近距離が異なってきます。


2003年8月の火星最接近では、
6万年に1度といわれるほどの大接近でした。


この時は社会的にも大きく取り上げられましたね。


接近距離が異なるということは、
当然のごとく、
それぞれの最接近時の
火星の見え方なども変わってきます。


2003年の最接近時を含めて、
2020年10月6日以降8回について
ちょっと比較してみましょう。



★最接近日 |★地球との距離  |★視直径  |★明るさ

2003年 |  5576万km|25.1秒角|−3.0等級
8月27日 |         |      |

==============================

2020年 |  6207万km|22.6秒角|−2.6等級
10月6日 |         |      |

2022年 |  8145万km|17.2秒角|−1.8等級
12月1日 |         |      |

2025年 |  9608万km|14.6秒角|−1.4等級
1月12日 |         |      |

2027年 |1億0142万km|13.8秒角|−1.2等級
2月20日 |         |      |

2029年 |  9682万km|14.5秒角|−1.3等級
3月29日 |         |      |

2031年 |  8278万km|16.9秒角|−1.7等級
5月12日 |         |      |

2033年 |  6328万km|22.1秒角|−2.5等級
7月5日  |         |      |

2035年 |  5691万km|24.6等級|−2.8等級
9月11日 |         |      |



2003年が、
どれだけ「超大接近」であったかが明らかですけど、
2035年にも、大接近になることが分かります。


今回2025年は、
中接近といったところでしょうか。


火星は現在、
ふたご座あたりにあって、
17日には「衝」を迎えます。


最接近と衝が近いのは、
火星と地球の位置を考えれば、
当たり前といえば当たり前でしょうか。



太陽が西の空に完全に沈み、
薄明が終わるころ、
東の空で赤く光る火星の明るさは、
マイナス1.4等級。


近くには、
ふたご座のポルックスとカストルが
輝きます。


タイミングがいいことに、
14日には、
満月と火星のツーショットを
見ることが出来ます。



今回の最接近を機会に、
お近くの科学館などでも、
火星観望会があると思うので、
ぜひ大きな望遠鏡で
ナマの火星を楽しんで下さい。


小さな望遠鏡でも、
模様は分かりにくくても、
明らかに恒星とは違う様子が分かります。


最接近でしばらく見ごろとなる火星。


望遠鏡はなくても、
1ヶ月間の火星の移動の様子を
チェックするなど
自由研究のネタにいろいろ使えます。


ぜひ活用して下さい!


14の満月と火星、
衝となる17日20時ごろの火星の位置はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20250113.html#01


最接近時の火星と地球の位置関係、
最接近時の火星の見た目の大きさの比較はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20250113.html#02




【関連トピック】
火星接近!ってどういうこと?
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20051031.html

火星の巨大火山オリンポス
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20051107.html



【関連リンク】
2025年 火星(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/special/2025mars/

2025年 火星ギャラリー(アストロアーツ)
https://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/840







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 ★2.金星と土星がツーショット(19日)

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太陽が沈むころ、
南西の空で輝きだす一番星。


宵の明星=金星です。


その近くに、
ポツンと輝く白い星。


土星です。


先週お伝えしたとおり、
金星は10日に東方最大離角でした。


両者は徐々に近づいていて、
週末19日に、
ツーショットとなります。


金星と土星は
約2度まで接近します。


その後は、
金星と土星は
少しずつ離れていきます。


日々見ていくと、
意外と離れるペースが早いことが分かります。



19日の金星と土星の様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20250113.html#03







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 ★3.編集後記

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年明けから、
ノドの調子が良くありません。



それでは、また来週にお会いしましょう。




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http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html







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2025年1月14日21時ごろの東の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢14.6)



満月と火星
(視野円7度)









2025年1月17日20時ごろの東の空。
地球に最接近の火星が、ふたご座で衝。

火星は赤く光っているのですぐに分かります。

















【2003年8月27日】
距 離:5576万km
視直径:25.1秒角
明るさ:−3.0等級

6万年に1度といわれるほどの超接近




【2020年10月6日】
距 離:6207万km
視直径:22.6秒角
明るさ:−2.6等級




【2022年12月1日】
距 離:8145万km
視直径:17.2秒角
明るさ:−1.8等級




【2025年1月12日】
距 離:9608万km
視直径:14.6秒角
明るさ:−1.4等級




【2027年2月20日】
距 離:1億0142万km
視直径:13.8秒角
明るさ:−1.2等級




【2029年3月29日】
距 離:9682万km
視直径:14.5秒角
明るさ:−1.3等級




【2031年5月12日】
距 離:8278万km
視直径:16.9秒角
明るさ:−1.7等級




【2033年7月5日】
距 離:6328万km
視直径:22.1秒角
明るさ:−2.5等級




【2035年9月11日】
距 離:5691万km
視直径:24.6秒角
明るさ:−2.8等級










2025年1月19日、日没1時間後ごろの南西の空。
金星と土星のツーショット。



金星と土星は約2度まで接近します。










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