2013/9/23 第413号 すすきの穂 夕日を背にして 赤とんぼ |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第413号 2013年9月23日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 ご愛読いただいている皆さま、 新しく読者登録していただいた方、 本当にありがとうございます。 JAXAは10月7日(18時30分〜)、 「JAXAシンポジウム2013in東京“新生JAXAが目指す未来”」を メルパルク東京(港区芝公園)で開催します。 2013年10月1日で10周年を迎えるJAXA。 シンポジウムでは、 「新生JAXA」として国内外に貢献する組織へ 変革していくための取り組みについて、 各分野でフロントランナーとして活躍している方々との ディスカッションなどを通じて明らかにしていく予定です。 参加は無料ですが、 下記フォームから事前申込が必要となります。 「JAXAシンポジウム2013in東京」申込フォーム https://www.science-event.jp/event/jaxasympo2013_tokyo/ それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ☆1.秋分のおさらい ☆2.月、アルデバラン、すばるが集まる(24日) ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.秋分のおさらい ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 台風18号が去ってから、 だいぶ秋らしい気候になりました。 といいますか、 さすがに秋らしくなってもらわないと困ります。 そう、本日23日は秋分の日なんです。 秋分は、天文学的にみると、 次のような現象のことを指します。 春分:太陽が、天の赤道を南から北に通過する時 ↓ 夏至:太陽が、天の赤道からいちばん北寄りに離れた時 ↓ 秋分:太陽が、天の赤道を北から南に通過する時 ↓ 冬至:太陽が、天の赤道からいちばん南寄りに離れた時 ちなみに、春分の太陽は「おとめ座」に位置しています。 また、秋分では、春分と同じく、 極周辺の高緯度地域を除いて、 太陽は真東から昇って真西に沈みます。 秋分の時の太陽の南中高度は、 90度から各地域の緯度を引いたものと ほぼ同じになります。 これも春分と同じです。 具体的にはこんな感じです。 ★地 域 |★緯 度 |★太陽の南中高度 北海道稚内市|北緯45度24分|約44.5度 東 京 |北緯35度40分|約54.2度 沖縄県石垣市|北緯24度20分|約65.5度 従って、例えば、 緯度が0度の赤道直下における秋分では、 太陽は真東から垂直に昇りはじめ、 南中時には天頂(真上)に位置し、 そのまま、真西に垂直に沈んでいきます。 一方、北極や南極の秋分では、 太陽は地平線をなぞるように、 北→東→南→西へと移動していって、 昇ることも沈むこともありません。 北極では、これから冬至に向かって、 太陽が顔を出さない時期になっていきます。 さらに、秋分は、 「二十四節気(にじゅうしせっき)」の1つでもあります。 二十四節気とは何でしょうか? 二十四節気は、旧暦(太陽太陰暦)を使っていたころ、 季節と暦(月日)がズレるのを補うためにつくられました。 1年を24等分し、 月の前半を「節気」、後半を「中気」として、 それぞれに季節を表す名称を付けました。 二十四節気の分割の仕方には次の2つがあります。 <定気法> 黄道(太陽の通り道)を、 春分点を基点(0度)として24に分ける。 空間分割法とも呼ばれる。 秋分の太陽は、春分点から180度のところ。 <平気法(恒気法)> 冬至を基点日として1年の時間を24に分ける。 時間分割法とも呼ばれる。 秋分は冬至から273日目です。 「秋分は昼と夜のながさが同じ」と言われますけど、 日出時間と日没時間から計算すると、 約10〜14分ほど、昼の方がながくなります。 ちなみに、日出時間と日没時間で計算すると、 昼夜の時間がほぼ同じになるのは、 秋分から4日ほど後になります。 (春分では4日ほど前になります。) ところで、 「このごろ陽が暮れるのがだいぶ早くなったなぁ」と 感じる人も多いでしょう。 それもそのはずで、夏至と比べると、 北海道方面(北緯45度付近)で約2時間、 本州(北緯35度付近)で約1時間30分、 沖縄方面(北緯25度付近)で約1時間も 日没時間が早まっています。 ところで。 昨年2012年の秋分の日は、9月22日でした。 暦を気にしている人は、 「あれ、23日じゃないの?」と思ったかもしれません。 実は、前回、秋分の日が22日だったのは、1896年。 つまり、20世紀には、 22日の秋分の日はなかったことになります。 また、23日以外になるのは 1979の24日以来、33年ぶりでした。 言い方を変えれば、 32回連続で秋分の日は23日だったことになります。 なので、「秋分の日は23日」と思い込んでいても、 仕方ないことかもしれません。 ちなみに、今後の秋分の日は、 2012年から2044年までは閏年に限って22日、 平年は23日になります。 さらに、次に24日が秋分となるのは2103年で、 21世紀中には1回も生じないことになります。 【関連トピック】 秋分の太陽 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090921.html はじまりは春分点 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080317.html 昼と夜が同じになる日? http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060918.html 二十四節気って何? http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100315.html 春分から夏至までの節気、中気における太陽の位置 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100315.html#03 夏至から秋分までの節気、中気における太陽の位置 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100621.html#03 秋分から冬至までの節気、中気における太陽の位置 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100920.html#03 冬至から春分までの節気、中気における太陽の位置 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20101220.html#02 【関連リンク】 春分の日・秋分の日には、昼と夜の長さは同じになるの?(国立天文台) http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0303.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.月、アルデバラン、すばるが集まる(24日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 19日の満月がすぎ、 徐々に細くなっていく月。 明日24日には、 おうし座へと移って、 1等星アルデバランと、 すばる(プレアデス星団)の間に並びます。 27日に下弦の半月となり、 週末28日と29日の未明には、 ふたご座にいる木星の横を通り過ぎていきます。 24日の月、アルデバラン、すばる、 28日、29日未明の月と木星の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20130923.html#01 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 19日の“中秋の名月”。 私は、バルコニー側にちゃぶ台を寄せて、月を見ながら、 ゆで玉子を月にみたてた“月見そば”を食べました。 次回、中秋の名月が満月で見られるのは8年後の2021年です。 それでは、また来週にお会いしましょう。 ↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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