2014/5/12 第446号 シャンプーハット あたまにかぶって 土星だよ! |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第446号 2014年5月12日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 ご愛読いただいている皆さま、 新しく読者登録していただいた方、 本当にありがとうございます。 国際宇宙ステーション(ISS)に船長として搭乗している 日本人宇宙飛行士の若田光一さんが14日、 約半年間のミッションを終え、地球へ帰還します。 若田さんが搭乗するソユーズ宇宙船は、 14日午前7時36分(日本時間、以下同)ごろISSから分離し、 10時58分ごろザフスタン共和国の草原に着陸する予定です。 ISS分離から約3時間半で地球に帰還することになります。 JAXAと、その協力メディアは、 帰還の様子を、実況解説含むオリジナル番組として、 次の予定で生中継します。 ソユーズ分離:14日7時ごろ〜8時ごろ ソユーズ着陸:14日9時45分ごろ〜11時15分ごろ 各地の科学館などでは、 パブリックビューイングも行なわれます。 生中継の詳細については、コチラをご覧ください。 ライブ中継を見て若田宇宙飛行士を応援しよう! http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/wakata/iss2_library/live/ 【関連リンク】 若田宇宙飛行士最新情報(JAXA) http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/wakata/ 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター(JAXA) http://iss.jaxa.jp/ それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ★1.土星がてんびん座で衝 観望シーズンへ ★2.満月と土星が14日に超接近 オーストラリアで土星食 ★3.月とスピカが超接近(12日) ★4.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★1.土星がてんびん座で衝 観望シーズンへ ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 日が沈み、空が暗くなったころ、 まず目につくのが、西の空で輝く木星でしょうね。 ゆっくりと目を南に向けていくと、 赤く輝く火星が目に入ってきます。 さらに、東へと目を向けると、 白く輝く星が昇り始めているのが分かります。 太陽系第6惑星の「土星」です。 その土星が昨日11日に「衝」となって、 観望シーズンが始まりました。 一昨年2012年は4月17日、 昨年2013年は4月29日に衝となった土星。 パターン的には土星の衝は、 1年と約2週間ごとにやってきます。 衝(しょう)とは、 「太陽→地球→土星(外惑星)」のように 地球を挟んで太陽と土星が反対の位置になること。 反対の位置ということは、 太陽が沈むころ土星が出てきて、 土星が沈むころ太陽が出てきます。 そのため、衝の前後が土星の見ごろということになります。 5年前の2009年は約15年に1度、 土星の環が消失する年でした。 これは、 土星の自転軸は、26.7度ほど傾いているためで、 土星が太陽のまわりを約29.5年で1周する間に、 地球からは約15年に1度、 環をちょうど横から見る形となって、 その時に、環が見えなく(見えにくく)なってしまうためでした。 土星の直径が約12万kmに対して、 環の厚さは200mほどしかないので、 横から望むと、環が消えるように見えるわけです。 その環の消失から既に5年が経ち、 望遠鏡で見ると、環もしっかり傾いて、 いわゆる「土星らしい」姿を見せてくれています。 土星の明るさは0.1等級、視直径は18.6秒角。 土星はしばらく見ごろが続きますので、 お近くの科学館の夜間観望会などに参加するなど、 ぜひ、大きな望遠鏡で土星を楽しんでみて下さい! 11日の土星の位置、 太陽、地球、土星の位置関係はコチラ http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20140512.html#01 【関連トピック】 土星の環の様子(2009年1月〜2010年1月/2ヶ月おき) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090309.html#03 土星の環の様子(2010年3月〜2011年1月/2ヶ月おき) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100322.html#01 土星の環をクローズアップ! http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070326.html 外惑星の動きのおはなし(合・衝について) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060529.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★2.満月と土星が14日に超接近 オーストラリアで土星食 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 14日、観望シーズンとなった土星を満月が出迎えます。 満月と土星は2度弱まで超接近。 肉眼でもすばらしい眺めとなります。 このような土星と月の超接近は、 8月4日、12月20日にも楽しめます。 実は今年は、地球規模でいうと、 土星食が11回も起こる超当たり年。 今回も、日本では超接近ですけど、 オーストラリア南部では、 月が土星を隠す「土星食」が見られます。 日本からは、9月28日の昼間、 2007年6月19日以来7年振りに 土星食を見ることが出来ます。 14日の満月と土星の超接近、 オーストラリアのシドニーにおける土星食の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20140512.html#02 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★3.月とスピカが超接近(12日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 本日12日、 満月前の月と、おとめ座1等星スピカが、 超接近します。 両者は約1.5度まで接近。 14日の満月と土星よりも近づきます。 ぜひ双眼鏡で楽しみたいですね。 15日深夜には、 月はさそり座へ移って、 さそり座1等星アンタレスと並びます。 12日の月とスピカの超接近、 15日深夜の月とアンタレスの様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20140512.html#03 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★4.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 散歩が気持ちいいです。 それでは、また来週にお会いしましょう。 ↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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2014年5月11日21時ごろの南東の空。 黄線:黄道、赤線:天の赤道 土星がてんびん座で「衝」になりました。 |
2014年5月14日23時ごろの南東の空。 黄線:黄道、赤線:天の赤道 (月齢15.3) 満月と土星が2度弱まで超接近 (視野円7度) 【オーストラリアのシドニー】 2014年5月14日20時55分ごろの東の空。 (現地時間、以下同じ) 20時55分秒ごろ 土星の潜入 21時59分ごろ 土星の出現 |
2014年5月12日21時ごろの南の空。 黄線:黄道、赤線:天の赤道 (月齢13.2) 月とスピカ(おとめ座1等星)が約1.5度まで超接近 (視野円7度) 2014年5月15日深夜24時(16日0時)ごろの南の空。 黄線:黄道、赤線:天の赤道 (月齢16.4) 月とアンタレス(さそり座1等星) (視野円10度) |
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