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流れ星TOP 2023/1/23 第900号
陽が沈み 月をお供に 二番星
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 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第900号 2023年1月23日発行


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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



それでは、今週もよろしくお願いします☆彡





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 ★今週の話題

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 ★1.月が木星(26日)、天王星(29日)と並ぶ


 ★2.早起きして見えるかな? 水星が西方最大離角(30日)


 ★3.編集後記





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 ★1.月が木星(26日)、天王星(29日)と並ぶ

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昨日新月を迎えた月は今週、
日没後の西の空で、
少しずつ見え始めてきます。


26日には、
一番星の金星につづく二番星、
木星と並びます。


週末29日には、
おひつじ座で天王星と並びます。


実は、29日の昼間。


北海道方面で、
月が天王星を隠す天王星食が
起きます。


昨年11月8日、
皆既月食中の天王星食が
記憶に新しいところ。


天王星が6等級弱と暗いので、
望遠鏡を使ってもなかなか
難しい現象ではあります。



26日の月と木星、
29日の月と天王星、
札幌における29日昼間の天王星食の様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20230123.html#01






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 ★2.早起きして見えるかな? 水星が西方最大離角(30日)

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太陽にいちばん近い惑星、水星が30日に
西方最大離角となります。


水星や金星は、
地球よりも内側を公転する内惑星です。


内惑星は、地球から見た場合、
太陽との角度が一定の角度以上に離れません。


その角度がいちばん大きくなる時、
つまり、見た目に太陽と最も離れる時を
「最大離角」といいます。


水星の最大離角は
17.9度〜27.8度で、
今回は約25度ほど、太陽から離れます。


西方最大離角の場合は、
太陽の西側になるため、
見られるのは、日の出前の東の低空。


南東の空が開けた場所、
今回は特に開けた場所が必要です。


さきほど太陽から
25度離れると言いましたけど、
残念なことに、
地平線に対して黄道の角度がきついので、
地平からはそれほど高く昇りません。


日の出1時間前ごろ、
空が徐々に明るくなってくる南東の空での
水星の高度は約6度。


明るさは、マイナス0.1等級で、
水星としてはけっこう明るいですけど、
あとは太陽が昇ってくるまで、
時間とのたたかいとなります。



30日、日の出1時間前ごろの水星の様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20230123.html#02




【関連トピック】
内惑星の動きのおはなし
その1(内合・外合について)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061023.html

その2(西方最大離角について)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061120.html

その3(最大離角について)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070528.html






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 ★3.編集後記

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気が付けば、第900号 です。



それでは、また来週にお会いしましょう。




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2023年1月26日18時ごろの南西の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢4.5)



月と木星
(視野円7度)










2023年1月29日19時ごろの南西の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢7.5)



上弦の半月と天王星(5.7等級)
(視野円7度)











天王星食:潜入@札幌
2023年1月29日11時15分ごろ
(月高度:約4.5度)





天王星食:出現@札幌
2023年1月29日12時9分ごろ
(月高度:約14度)









2023年1月30日、日の出1時間前ごろの南東の空。
水星が西方最大離角。
水星の高さは約6度。



望遠鏡で見ると、下弦前の月のように見えます。









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