2023/4/10 第911号 水星が 桜吹雪に 吹かれ飛ぶ |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第911号 2023年4月10日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 ご愛読いただいている皆さま、 新しく読者登録していただいた方、 本当にありがとうございます。 それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ★1.月がアンタレス(11日未明)、土星(16日早朝)と並ぶ ★2.金星とプレアデス星団が並ぶ(11日) ★3.水星が東方最大離角(12日) ★4.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★1.月がアンタレス(11日未明)、土星(16日早朝)と並ぶ ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 月は今週、 夏から秋の黄道星座、 さそり座、いて座、やぎ座、 みずがめ座を移動していきます。 明日11日未明には、 さそり座1等星アンタレスと並びます。 週末16日早朝には、 東の低いところで、 逆三日月の姿で 土星とツーショット。 だんだんと 月の出が遅くなっていき、 新月が近いことを感じます。 11日未明の月とアンタレス、 16日早朝の逆三日月と土星の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20230410.html#01 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★2.金星とプレアデス星団が並ぶ(11日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 太陽が沈むと、 宵の明星の金星が キラキラとよく目立ちますね。 現在、おうし座にいる金星が 明日11日、 プレアデス星団=すばると並びます。 おうし座も 20時ごろには、 すっかり西に傾いています。 双眼鏡を使うと、 ピカピカの金星と、 ツブツブのプレアデス星団の コントラストが楽しめます。 11日の金星とプレアデス星団の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20230410.html#02 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★3.水星が東方最大離角(12日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 太陽にいちばん近い惑星、水星が17日に 東方最大離角となります。 水星や金星は、 地球よりも内側を公転する内惑星です。 内惑星は、地球から見た場合、 太陽との角度が一定の角度以上に離れません。 その角度がいちばん大きくなる時、 つまり、見た目に太陽と最も離れる時を 「最大離角」といいます。 水星の最大離角は 17.9度〜27.8度で、 今回は約20度ほど、太陽から離れます。 東方最大離角の場合は、 太陽の東側になるため、 見られるのは日没後の西の低空。 西の空が開けた場所、 今回は特に開けた場所が必要です。 日没1時間後ごろ、 まだ太陽の光が残る西の空での 水星の高度は約7度。 明るさは、0.1等級で、 水星としては明るいほうです。 太陽が沈んで、 薄暗くなってきたら、 西〜北西の空の低空を 双眼鏡でゆっくり 探してみて下さい。 地平線上に白く光る星が見えたら、 それが水星です。 宵の明星=金星から 右下に目を向けていくと 分かりやすいかもしれません。 普段、見る機会が少ない水星は、 東方最大離角の時が、 見つける最大のチャンスとなります。 12日、日没1時間後ごろの水星の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20230410.html#03 【関連トピック】 内惑星の動きのおはなし その1(内合・外合について) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061023.html その2(西方最大離角について) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061120.html その3(最大離角について) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070528.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ★4.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ちょっと空が霞んでいる時の金星が ぼわーっと光っていて、 けっこう好きです。 それでは、また来週にお会いしましょう。 ↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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2023年4月11日未明3時ごろの南の空。 黄線:黄道、赤線:天の赤道 (月齢20.0) 月とアンタレス (視野円10度) 2023年4月16日早朝4時ごろの東の空。 黄線:黄道、赤線:天の赤道 (月齢25.1) 逆三日月と土星 (視野円10度) |
2023年4月11日20時ごろの西の空。 金星(宵の明星)とプレアデス星団(すばる) (視野円7度) |
2023年412日、日没1時間後ごろの西の空。 水星が東方最大離角。 水星の高さは約7度。 望遠鏡で見ると、 上弦の半月の前のような姿に見えます。 |
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