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流れ星TOP 2023/8/28 第931号
土星!みるべし!
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 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第931号 2023年8月28日発行


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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



それでは、今週もよろしくお願いします☆彡





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 ★今週の話題

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 ★1.土星がみずがめ座で衝(28日) 観望シーズンへ


 ★2.編集後記





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 ★1.土星がみずがめ座で衝(28日) 観望シーズンへ

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残暑というには
まだ暑い日が続きますけど、
秋分まで1ヶ月を切り、
陽が短くなったことに気が付きます。


そんな夜空タイムが始まるころ、
南東の空で白く光る星が目につきます。


太陽系第6惑星の「土星」です。


その土星が28日に「衝」となって、
観望シーズンが始まっています。


一昨年は2021年8月2日、
昨年は2022年8月15日に衝となった土星。


このように、
パターン的には土星の衝は、
1年と約2週間ごとにやってきます。



衝(しょう)とは、
「太陽→地球→土星(外惑星)」のように
地球を挟んで太陽と土星が反対の位置になること。


反対の位置ということは、
太陽が沈んでいる間、
夜空に土星が見えていることになります。


そのため、
衝の前後が土星の見ごろということになります。



ところで。

2009年は約15年に1度、
土星の環が消失する年でした。


これは、
土星の自転軸が、
26.7度ほど傾いているためで、
土星が太陽のまわりを
約29.5年で1周する間に、
地球からは約15年に1度、
環をちょうど横から見る形となって、
その時に、環が見えなく(見えにくく)
なってしまうためでした。


土星の直径が約12万kmに対して、
環の厚さは200mほどしかないので、
横から望むと、
環が消えるように見えるわけです。


次回、環が消失するのは、
いよいよ来年2024年。


今年2023年は、
けっこう傾いた環が見られます。


土星の明るさは0.4等級、
視直径は19秒角。



ちょっと倍率が高めの双眼鏡であれば
しっかり固定すれば
土星が楕円形をしているのが分かります。


小さい望遠鏡でも、
充分に楽しめますよ。


土星はしばらく見ごろが続きますので、
お近くの科学館の夜間観望会などに参加するなど、
ぜひ、大きな望遠鏡で土星を体験して下さい!



28日の土星の位置、
衝における太陽・地球・土星の位置関係はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20230828.html#01




また、明後日30日には、
満月1日前の月が
土星と並んでくれます。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20230828.html#02




【関連トピック】
土星の環をクローズアップ!
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070326.html

外惑星の動きのおはなし(合・衝について)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060529.html


土星の環の様子(2009年1月〜2010年1月/2ヶ月おき)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090309.html#03

土星の環の様子(2010年3月〜2011年1月/2ヶ月おき)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100322.html#01






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 ★2.編集後記

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宇宙飛行士の古川聡さんが、
自身2度目となるISSミッションを開始しました。


滞在予定は半年。


ISSでは、
微小重力の環境を利用した
高品質のたんぱく質結晶生成や、
立体臓器の培養などの科学実験に取り組みます。



それでは、また来週にお会いしましょう。




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http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html







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2023年8月28日21時ごろの南東の空。
(黄線:黄道、赤線:天の赤道)

土星が「衝」になり、見ごろを迎えています。



望遠鏡で見たときのイメージ。



衝の時の、太陽・地球・土星の位置関係。










2023年8月30日21時ごろの南東の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢14.1)



満月1日前の月と、衝を迎えた土星
(視野円7度)










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