2006/11/06 第54号 水星が太陽面を通過する! |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第54号 2006年11月6日発行 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろんのこと、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 この時期、街なかを散歩していると、 意外と柿の木をお持ちの家が多いことに気が付きます。 その柿が、ちょうどいい感じに色づいてるんですよねぇ。 もちろん勝手にとったりなんかしませんよ(笑)。 だけど、カラスなんかが食べ散らかしているのを見ると、 「それなら自分が……」なんて気持ちにもなったりして。。。 前回予告いたしました「1周年記念プレゼント」につきましては、 編集後記にて詳しくお知らせしてあります。 どうぞご覧くださいませ。 それでは、今週もよろしくお願い致します。 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.今年5回目のすばる食!(本日6日深夜) ☆2.水星が太陽面を通過!(9日朝) ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.今年5回目のすばる食!(本日6日深夜) ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今年はすばる食の当たり年。 その4回目が本日6日深夜(7日未明)に起こります。 今回は、月とすばる(M44=プレアデス星団)が 充分に高い位置にあるため、 とても見やすい食となります。 残念なのは、ただ1つ、 月が満月直後だということ。 なので、すばるが月の明るさで隠れてしまって、 肉眼ではツライところ。 小さくても良いので双眼鏡があると、 見やすくなるはずです。 本州では7日1時〜3時ごろ、 沖縄では1時〜2時ごろがいちばんの見ごろとなります。 7日2時ごろの様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061106.html#01 なお、今年最後のすばる食は年の瀬も年の瀬、 大晦日の12月31日に起こります。 もちろん、今年最後の配送となる12月25日号で詳細をお伝えします。 1回目の様子:http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060206.html 2回目の様子:http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060424.html 3回目の様子:http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060814.html 4回目の様子:http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060911.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.水星が太陽面を通過!(9日朝) ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 前々回の52号で、 内惑星(地球より内側を回る惑星)と地球・太陽との位置関係について 「内合(ないごう)」「外合(がいごう)」のことをお話ししました。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061023.html 「内合(ないごう)」とは、「地球→内惑星→太陽」の順で並ぶ様子のこと。 この時、地球の軌道面と内惑星の軌道面が一致すると、 内惑星が太陽面を通過していく現象となります。 そして、内惑星の1つである水星が「内合(ないごう)」を迎える9日、 約3年半振りとなる「水星の太陽面通過(日面通過)」が起こります! 太陽が昇ってくる時には、 水星は既に太陽面を通過中。 昇り始めの太陽は、 低い空特有の大気の揺らぎの影響もあるので、 実質的な観測チャンス時間は8時〜9時ごろとなりそうです。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20061106.html#02 通過が終わるのは9時10分ごろです。 水星の太陽面通過は、 計算上、13年、33年、46年という周期があるようですけど、 これも厳密ではないようです。 その証拠に、 この20年間では、今回も入れると実に5回も起きていて、 非常にラッキーなことに、 過去の4回も全て日本から観ることが出来ました。 (余談になりますけど、 1986年11月13日の時は、 その当時私が入っていた地元の天文クラブの先輩高校生が、 この様子を写真に撮って、 顔写真入りで地元の県内新聞に紹介されてましたね。) しかしながら、 今後はしばらくこの現象は起きなくて、 しかも、2016年5月と2019年11月の2回は、 日本からでは観ることが出来ません。 次回、日本で観ることの出来る水星の太陽面通過は、 実になんと26年後の2032年11月13日となってしまいます。 私なんて、還暦間近ですよ。。。 なので、望遠鏡や双眼鏡をお持ちの方は、 平日の朝ではありますけど、 なんとか、この機会を逃さないようにしたいですね。 ご覧になる方は、当たり前ではありますけど、 くれぐれも、望遠鏡や双眼鏡で太陽を直接観ないで下さいね。 望遠鏡や双眼鏡を使う時は、充分すぎるほどの減光処置が必要です。 減光の方法がよく分からない人は、 勝手に判断しないで、詳しい人にしっかりと指導してもらって下さい。 また、板ガラスにロウソクのススを付けて見る方法もありますけど、 可視光は減光しても、有害な紫外線などは通過しますのでオススメしません、 というか、やめたほうが良いです。 なお、水星の視直径は約10秒角なので、 充分かつ安全に減光したとしても、 この太陽面通過の様子は、 肉眼での判別はかなり難しいと思われます。 ごめんなさい。 ちなみに。。。 水星と同じ内惑星である金星の太陽面通過は、 直近では、6年後の2012年6月6日に起こります。 日本からは昼前後の現象となりますので、 全経過を観ることが出来ます。 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 私は普段、「クリエイト・ア・ブック」という セミオーダーの絵本をおつくりする仕事をしています。 クリエイト・ア・ブックは、 主人公や登場人物などをお客様のご希望どおりに変更できる絵本です。 こんな絵本たちです。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-1-1.html http://nagarebosi-kirari.com/index1-1-2.html 読者の皆様のおかげで、 この「流れ星からの贈り物」も 無事に1周年を迎えることが出来ました。 そのお礼と致しまして、ささやかではありますけど、 クリスマス用の絵本「とっておきのプレゼント」を 抽選で5名様にプレゼントさせていただきます。 「とっておきのプレゼント」はこんな絵本です。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-1-1.html#totteoki 応募期間は本日6日から19日までの2週間、 当選者につきましては、20日配送の第56号にて発表します。 応募方法やプレゼント内容の詳細につきましては、 コチラのページをご覧ください。 https://wx05.wadax.ne.jp/~nagarebosi-kirari-com/cgi-bin/form_lottery2/form.cgi (もし、このページがご覧いただけない場合は、 コチラのページからリンクしています。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html ) 皆様からのご応募を心よりお待ちしております☆彡 それでは、また来週にお会いしましょう☆彡 なお、このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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2006年11月7日2時(6日26時)ごろの南の空。 視野円は7度。 7倍くらいの双眼鏡で観るとこんな感じです。 視野円は3度。 |
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