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	2008/8/11　第１４６号晴れたらいいな　飛んだらいいな　ペルセ群

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　今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。

　　　　　☆彡　流　れ　星　か　ら　の　贈　り　物　★彡

　　　　　　　第１４６号　２００８年８月１１日発行
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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。

引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろん、
新しく読者登録していただいた皆さん、
本当にありがとうございます。

それでは、今週もよろしくお願いします☆彡

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　☆今週の話題
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　☆１．晴れたらいいな　飛んだらいいな　ペルセウス座流星群

　☆２．月と木星が並びます（１３日）

　☆３．満月が欠けながら沈む　部分月食（１７日早朝）

　☆４．編集後記

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　☆１．晴れたらいいな　飛んだらいいな　ペルセウス座流星群
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夏ですねぇ。

今年もペルセウス座流星群のピークがやってきました。

ペルセウス座流星群は、
毎年７月２０日～８月２０日の間に活動がみられる流星群で、
実は既に活動中です。

そして、いちばん流星が多い極大時期（ピーク）が、
８月１２日～１３日にかけてとなります。

昨年２００７年の極大状況は、
１時間あたり平均５６．９個という報告が出ていて、
これは、だいたい予測どおりの出現でした。

さてさて、ペルセウス流星群の特徴は次のとおり。

１．明るく速い流れ星が多い。
２．その中には、痕を残す流れ星もある。
３．極大時期には、１時間に１００個以上の出現がみられることがある。

痕（こん）とは、
明るい流れ星が飛んだ後、煙や雲のように残る浮遊物のことです。

さらに、ペルセウス座流星群が有名なのは、
現象としての見ごたえだけではありません。

１．梅雨明けごろから活動が始まる。
４．夏のため夜になっても冷え込みが少ない。
３．活動時期がちょうど夏休みと重なる。
４．特に極大時期がお盆（休み）時期と重なる。

このように「観る側」の観測条件が良いことも、
ペルセウス座流星群を有名にしている要因でもあります。

今年は１２日２１時ごろが
いちばんのピークと予想されていますので、
１２日夜から１３日明け方にかけて
大きな期待がもてることになります。

月齢１１の月は、
２５時（１時）ごろには沈みますので、
観測条件はまずまず良好。

あとは、天気のご機嫌次第。

流星群なので、
流れ星は放射点を中心に放射状に流れていきますけど、
流れる範囲はかなり広いので、広範囲に気を配る必要があります。
（ペルセ群の放射点はカシオペヤ座のちょっと東側です。）

また、流れ星を観るときは、
リクライニングチェアに座ったり、
地面に寝転がってしまうのも１つの方法です。
（もちろん、道路とかは絶対にやめて下さい。）

首を上に向け続ける姿勢はかなり疲れますし、
時間もながいので、
とにかくラクな姿勢で観ることをオススメします。

それから、虫対策もお忘れなく。
（場所によっては防寒対策も。）

１２日２５時（１３日１時）ごろのペルセウス座の位置などはコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080811.html#01

【関連トピック】
ペルセウス座流星群のお母さん　スイフト・タットル彗星
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060807.html

みずがめ座δ（デルタ）流星群が極大（７月２９日）
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080728.html

【関連リンク】
夏の夜を彩るペルセウス座流星群の流れ星を数えよう！（国立天文台）
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000401.html

２００７年ペルセウス座流星群ギャラリー（アストロアーツ）
http://www.astroarts.co.jp/gallery/meteor/per/2007per/

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　☆２．月と木星が並びます（１３日）
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ペルセウス座流星群が活動する中、
１３日夜には、月と木星が並びます。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080811.html#02

木星は２１時ごろに、
ちょうど南の空でビカビカに輝いてます。

また、この日の日没直後には、
西の低空で金星と土星が超接近しています。

両者は０．４度まで接近。

まだ、空が明るいうちになってしまいますけど、
金星の輝きを頼りに見つけてみて下さい。

【関連トピック】
木星の赤く大きな目　大赤班
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080804.html

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　☆３．満月が欠けながら沈む　部分月食（１７日早朝）
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昨年２００７年８月２８日に起こった皆既月食。

この時は、北海道、北東北、九州地方をのぞいて、
残念ながら、天気が良くありませんでした。

週末１７日の早朝、
その皆既月食から約１年ぶりに、
月食が起こります。

今回は皆既にはならなくて、
さらに、月が欠けながら沈む
「月没帯食」という現象になります。

月食の進行は次の通り。

・食の開始：４時３５分ごろ
・食の最大：６時１０分ごろ（食分０．８１）
・食の終了：７時４４分ごろ

始めから終わりまで全て見たいところなんですけど、
残念ながら、食の途中で月は沈んでいってしまいます。

なお、北の地方ほど月の沈む時間は早くて、
北海道地方では、ほとんど見ることが出来ません。

札幌市、東京、鹿児島市における
欠け始めの月高度、月没時間、日の出時間は
次の通りとなっています。

　　　｜★高　度｜★月没時間｜★日出時間
札　幌｜約　１度｜４時４３分｜４時４２分
東　京｜約　５度｜５時０２分｜５時０１分
鹿児島｜約１３度｜５時４６分｜５時４４分

ご覧のとおり、
南に行くほど長い時間、月食を見ることが出来ます。

ただ、空はどんどん明るくなっていくので、
双眼鏡があったほうがベスト。

せっかく夏休みに起こる月食なので、
自由研究に利用したいところですけど、
この現象だけだと、ちょっと物足りない感じです。

なので、現象だけではなくて、
月食の起こる仕組みや月食の種類を
まとめたりすると良いかもしれませんね。

月食の様子などはコチラをご覧ください。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080811.html#03

【関連トピック】
月食って昼間に見られるの？
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070305.html

【関連リンク】
２００７年８月２８日皆既月食ギャラリー（アストロアーツ）
http://www.astroarts.co.jp/gallery/lunar_eclipse/20070828/

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　☆４．編集後記
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はやい人では、一昨日９日から
お盆休みに入った人もいるんでしょうね。
１７日までだとすると９連休ですか。

今年は、お盆が週末に重なってしまっているので、
１６日～１７日の戻りラッシュは
例年よりも激しくなりそうですね。

１７日の上り新幹線の切符を取るのに、
妻も苦労してました。

それでは、また来週にお会いしましょう☆彡

このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。
２００５年：http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-1.html
２００６年：http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-2.html
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