2009/1/26 第170号 インド洋上〜東南アジアで金環日食 |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今夜はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第170号 2009年1月26日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろん、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが開発した 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が23日、 種子島宇宙センターから無事に打ち上げられました。 天候不順のため2度の延期を受けての打ち上げでした。 今回の打ち上げは、「いぶき」単独ではなく、 「まいど1号」や「かがやき」など、 公募選考された一般の大学や企業が製作した 小型衛星も一緒に相乗りしました。 今後は、このような相乗りが一般的になるのでしょうか。 【関連リンク】 いぶき打ち上げ特設サイト(JAXA) http://www.jaxa.jp/countdown/f15/ 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(JAXA) http://www.jaxa.jp/projects/sat/gosat/ それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ☆1.インド洋上〜東南アジアで金環日食(26日) ☆2.三日月と宵の明星が並びます(30日) ☆3.国際宇宙ステーションを見よう! ☆4.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.インド洋上〜東南アジアで金環日食(26日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 7月22日のトカラ皆既日食への期待が高まる中、 新月となる本日26日、 インド洋上から東南アジア方面で金環日食が起こります。 金環日食とは、 太陽の視直径が月のそれよりも大きいため、 月が太陽を隠しきれずに、 食の最大時に「金の指輪」のようになる日食のこと。 食が最大となる位置は、 東経70度14分、南緯34度4分で 金環の継続時間は7分54秒にもなります。 ただし、ここは、思いっきりインド洋の上。 この場所で見るには船しかありません。 陸地が金環帯と交わるのはココス諸島が最初で、 その後、スマトラ島南部やボルネオ島を通過します。 スマトラ島のパレンバンや、ジャワ島のジャカルタは、 わずかに金環帯から外れてしまいます。 ちなみに、石垣島など先島諸島の一部では、 この金環日食の余韻として、 ほんのわずかに太陽が欠けながら沈んでいきます。 「どうせシミュレーションするなら」ということで、 食最大地域となるインド洋上における金環日食の様子です。 (石垣島における日没帯食も示しました。) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090126.html#01 【関連トピック】 大きな太陽が冬を暖める? 太陽の視直径 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20081222.html 2008年の大きい満月、小さい満月 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080519.html#01 【関連リンク】 2009年7月22日 皆既日食(アストロアーツ) http://www.astroarts.co.jp/special/20090722solar_eclipse/ ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.三日月と宵の明星が並びます(30日) ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 大晦日から元日にかけて 宵の明星を通り過ぎていった月が、 30日に再び金星へと戻ってきます。 昨月12月1日に見られた 三日月、金星、木星の会合ほどの珍しさはないものの、 両者は約2.5度まで近づき、 金星の輝きと三日月が並ぶ様子は とても美しい眺めとなるでしょう。 30日は日没後の西の空を要チェックです。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090126.html#02 【関連リンク】 2008年12月1日 各地で見られた、月と金星と木星の接近(アストロアーツ) http://www.astroarts.co.jp/news/2008/12/03moon_venus_jupiter/ ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.国際宇宙ステーションを見よう! ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 特に条件の良い日時と場所について、 ISSの観測情報をご案内します。 <31日> ★場所 ★見え始め時間 ★最大仰角時 ★最大仰角 札 幌 18:21(北西) 18:23 46度(北) <2日> 札 幌 17:41(北西) 17:44 60度(北東) 最近は北海道方面しか良い条件がないですね。 なお、同じタイミングでも、ISSの軌道によって 地域ごとにだいぶ見え方が異なりますので、 より詳細な情報は下記のJAXAサイトで確認して下さい。 (見え方のシミュレーションなどが掲載されています。) また、ISSが軌道を修正した場合、 予報どおりに見えないことがありますので、ご注意ください。 【関連リンク】 国際宇宙ステーションを見よう(JAXA) http://kibo.tksc.jaxa.jp/ 国際宇宙ステーションの探し方と注意事項(JAXA) http://iss.jaxa.jp/iss/map/guide.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆4.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 先日、公開中の「ザ・ムーン」を観てきました。 ケネディ大統領の声明により 「1960年代中の月着陸」を掲げたアポロ計画。 そのきっかけは、ソ連との宇宙開発の競争、 ベトナム戦争の激化など 政治的、軍事的な側面が強いものでした。 映画は、当時の映像と、 月へと向かった元宇宙飛行士たちのインタビューで 構成されたドキュメンタリーです。 私としては、人類初の月着陸を成し遂げたアポロ11号で 司令船パイロットだったコリンズの言葉が 理知的かつ論理的で、非常に興味深いものでした。 そして、訓練された宇宙飛行士といえども、 常に「不安」がつきまとっていたという言葉も印象に残りました。 地上訓練時に火災で亡くなったアポロ1号の3名を除けば、 実際に月、宇宙へと向かった宇宙飛行士たちは、 事故で途中帰還したアポロ13号も含めて、 全員、無事に地球へと戻ってきたという事実が、 当時のアメリカがまさにアポロ計画に 国家の威信をかけていたことを物語っています。 ちょっと残念だったのは、 人類で初めて月に降り立ったアームストロングの インタビューがなかったことでしょうか。 ザ・ムーン公式サイト http://themoon.asmik-ace.co.jp/ 【関連トピック】 アポロ計画初の有人飛行 アポロ7号 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20081006.html 人類にとっては大きな飛躍(アポロ11号) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060717.html アポロ16号の打ち上げから35年(2007年) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070416.html それでは、また来週にお会いしましょう☆彡 このメルマガの全バックナンバーはこちらにご用意しております。 2005年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-1.html 2006年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-2.html 2007年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-3.html 2008年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-4.html 2009年:http://nagarebosi-kirari.com/index1-6-5.html |
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南半球になるので、 太陽は北側で移動していきます。 6:20 (時間は世界時、以下同) 6:40 7:00 7:20 7:40 8:00 (金環継続時間は7分54分) 8:20 8:40 9:00 9:20 |
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2009年1月30日、日没後の西〜南西の空。 (月齢4) 三日月と宵の明星の共演。 (視野円7度) |
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