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2011/7/4 第２９７号 対岸で 見つめ合う星 七夕夜 |
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| ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第２９７号 ２０１１年７月４日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろん、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 ７日は七夕です。 織女（織姫）と牽牛（彦星）が 年に１度の逢瀬を許された日とか。 新暦の七夕は、 本州では梅雨と重なってしまって、 その逢瀬を楽しむのが難しいことが多いです。 今年は少しでも晴れてくれるでしょうか。 ７日は、織姫星（ベガ）と彦星（アルタイル）は ２１時ごろに東の空で見えやすくなります。 今年はちょうど上弦の半月が西の空から ２人をやさしく照らします。 なお、今年の伝統的七夕（旧暦の七夕）は、 １ヶ月後の８月６日になります。 【関連トピック】 天の川で出会う二人の白鷲（織姫ベガと彦星アルタイル） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070702.html 【関連リンク】 特集七夕（アストロアーツ） http://www.astroarts.co.jp/special/tanabata/ 七夕伝承のあれこれ（天文民俗学） http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/afmain.htm それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ☆１．文月７月の主な天文現象 ☆２．織姫星と彦星をみつけよう ☆３．国際宇宙ステーションを見よう！ 古川さん滞在中！ ☆４．編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆１．文月７月の主な天文現象 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 梅雨が明ければ一気に夏。 アウトドアシーズンの幕開けです。 泊まる先で見る星空も楽しみの１つになります。 それでは、７月の天文現象をチェックしてみましょう。 （ １日 月が新月） ★ ４日 月とレグルスが並ぶ ★ ７日 月、土星、スピカが集まる （ ８日 月が上弦） ★１１日 月とアンタレスが並ぶ （１５日 月が満月） ★２０日 水星が東方最大離角 ★２２日 小惑星パラスが衝 （２３日 月が下弦） ★２３日 月と木星が並ぶ（深夜） ★２５日 月とすばるが並ぶ（未明） ★２７日 月と火星が並ぶ（未明） （３１日 月が新月） 特に大きなイベントはありません。 ７月は新月が２回あります。 １日がちょうど新月なので、 日にちと月齢が同じになるので分かりやすいです。 （旧暦時代はいつもそうだったんですけどね。。。） ７月の星空の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110704.html#01 ４日の月とレグルス、７日の月、土星、スピカの様子はコチラ http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110704.html#02 【関連トピック】 手の平で星座を掴まえよう 夏編 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060814.html 天にかかる大きな川 天の川 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060703.html 乙女のすがた しばしとどめむ（おとめ座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060417.html 女神アストレアの秤（てんびん座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070709.html 恥ずかしがり屋の大サソリ（さそり座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060710.html 半人半馬の賢者ケイロン（いて座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070723.html 牛を飼いつつ熊も追ってま〜す（うしかい座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070409.html 猟犬の了見とはこれ如何に（りょうけん座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110516.html 夫(つま)の無事 祈り捧げる 我の髪（かみのけ座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080428.html 天に輝く花嫁の冠（かんむり座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060508.html ひと知れず 浮かぶ冠（みなみのかんむり座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080825.html 数奇な英雄ヘラクレス（ヘルクレス座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080623.html ヘビをまとう名医アスクレピオス（へびつかい座・へび座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100628.html 天空を舞うゼウスの化身（はくちょう座、わし座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060731.html 夏の夜に響く琴の音色（こと座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070813.html たて、たつんだ！（たて座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100726.html コギツネかすめるエロスの矢（こぎつね座、や座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080721.html イルカに乗ったアリオン（いるか座） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090824.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆２．織姫星と彦星をみつけよう ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 いまどきの子どもたちは、 短冊にどんな願い事を書くのでしょうか。 小学校高学年になると、 ものすごく具体的なことを書く女子がいたりして、 未熟な私はビックリしたことを憶えてます。。。 さてさて。 願い事をするにしても、 七夕の主人公が分からなければ、 その効果もあまり期待できませんよね。 ということで、改めて、 織姫星と彦星の見つけ方をおさらいしましょう。 まず、織姫星は、こと座１等星ベガ、 彦星は、わし座１等星アルタイルにあたります。 この２つの星に、はくちょう座１等星デネブを加えると、 「夏の大三角形」になります。 では、これらの星は、七夕の７月７日には、 どの辺に見えるのでしょうか。 夏至をすぎたばかりなので、 まだまだ日の入りは遅いので、 空が暗くなる２１時ごろに外に出てみましょう。 次に、身体を東に向けます。 すると、晴れてさえいれば、 どんなに明るい夜空でも、 二等辺三角形をつくる３つの星が分かるはず。 これが「夏の大三角形」です。 この状態では、 三角形の上の頂点が織姫星（ベガ）、 向かって右下の頂点が彦星（アルタイル）です。 この２つの星の間を天の川が流れます。 七夕の言い伝えにあるように、 織姫星は天の川の西側、 彦星は東側に位置しています。 天の川は見えなくても、 ここは思い切り想像を働かせます。 天の川の真ん中を泳ぐように輝く デネブが分かる想像できますか。 実は、彦星は、天の川の岸とうよりも、 少し天の川に入ってしまっています。 おそらく、織姫に会うのが待ち切れずに、 彦星の方が先に天の川を渡り始めてしまったのでしょうね。 ７日２１時ごろの織姫星と彦星 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110704.html#03 【関連トピック】 天の川で出会う二人の白鷲（織姫ベガと彦星アルタイル） http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070702.html 【関連リンク】 七夕伝承のあれこれ（天文民俗学） http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/afmain.htm ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆３．国際宇宙ステーションを見よう！ 古川さん滞在中！ ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）は普通に肉眼で見ることが出来ます。 下記の目視予想を参考にしてタイミングを合わせましょう！ ★日付｜★見え始め時間（方角／高さ）｜★最大の高さ（方角／高さ） 【稚内】 【札幌】 （近日中に好条件の目視予想はありません） 【秋田】 ０４日｜１９：４３（西／１８度） ｜１９：４５（南西／３０度） 【仙台】 ０４日｜１９：４３（西北西／１２度）｜１９：４５（南西／３４度） 【東京】 ０４日｜１９：４３（西北西／１１度）｜１９：４６（南西／５６度） 【金沢】 ０４日｜１９：４６（南南東／４９度）｜１９：４６（南南東／４９度） 【名古屋】 ０４日｜１９：４２（北西／１１度） ｜１９：４５（西／８２度） 【大阪】 ０４日｜１９：４４（北西／４１度） ｜１９：４５（北東／７５度） 【広島】 ０５日｜２０：２０（西北西／１３度）｜２０：２２（南西／２７度） 【福岡】 ０５日｜２０：１９（西北西／１２度）｜２０：２２（西南西／３７度） 【鹿児島】 ０５日｜２０：２０（西北西／１３度）｜２０：２２（西南西／４８度） 【那覇】 ０４日｜２１：１９（西北西／１２度）｜２１：２１（西／３７度） ０５日｜２０：２０（北北西／１３度）｜２０：２３（北北東／５０度） ０７日｜１９：５９（北西／１１度） ｜２０：０２（南西／６２度） ＩＳＳを見る前に詳しい情報を下記のＪＡＸＡサイトで 確認することをオススメします。 （見え方のシミュレーションなどが掲載されています。） また、「観測地の選択」ページで、 上記以外の細かい観測地が選択できます。 （緯度、経度の指定もできます。） 【関連リンク】 国際宇宙ステーションを見よう（ＪＡＸＡ） http://kibo.tksc.jaxa.jp/ ＩＳＳを見よう 観測地の選択（ＪＡＸＡ） http://kibo.tksc.jaxa.jp/letsview/visibility1/ 国際宇宙ステーションの探し方と注意事項（ＪＡＸＡ） http://iss.jaxa.jp/iss/map/guide.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆４．編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 地元の商店街では、 ２日から「七夕まつり」が始まりました。 特にイベントがあるわけではなく、 大きな七夕飾りが通りを埋め尽くし、 いろいろな屋台が並びます。 飾りの中には、 テレビのキャラクターなどを模した 大きなハリボテもあって（しかも良く出来てる！）、 見てまわるだけでもけっこう楽しめます。 それでは、また来週にお会いしましょう☆彡 ↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。 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 ２０１１年７月の星空の様子 （黄線：黄道、赤線：天の赤道） 南の空 上旬２２時ごろ 中旬２１時ごろ 下旬２０時ごろ （以下、同様）  南〜天頂  東の空  北の空  西の空  星座早見 （南が下） |
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 ２０１１年７月４日２１時ごろ西の空。 黄線：黄道、赤線：天の赤道 （月齢３．９）  三日月とレグルス （視野円１０度）   ２０１１年７月７日２１時ごろの南西の空。 黄線：黄道、赤線：天の赤道 （月齢６．９）  上弦の半月、土星、スピカ （視野円１５度） |
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 ２０１１年七夕（７月７日） ２１時ごろ東の空を見ると、 織姫星と彦星が見つかります。  天の川を強調してみました。 彦星が天の川を渡り始めてます。  こと座ベガ（織姫星）、 わし座アルタイル（彦星）、そして、 はくちょう座デネブがつくるのが「夏の大三角形」 |
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かに座生まれ(6/22〜7/22)のあの人に絵本のプレゼントはいかがですか？ |
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