2012/7/2 第349号 梅雨の間に ひととき出会う 七夕夜 |
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★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。 ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡 第349号 2012年7月2日発行 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 こんにちは。 「流れ星」の鈴木です。 引き続き、ご愛読いただいている方々はもちろん、 新しく読者登録していただいた皆さん、 本当にありがとうございます。 ♪笹の葉さらさら 軒端に揺れる お星様キラキラ 金銀砂子 週末7日は七夕ですね。 織女(織姫)と牽牛(彦星)が 年に1度の逢瀬を許された日とか。 新暦の七夕は、 本州では梅雨と重なってしまって、 その逢瀬を楽しむのが難しいことが多いです。 今年は少しでも晴れてくれるでしょうか。 7日は、織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)は 21時ごろに東の空で見えやすくなります。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20120702.html#03 なお、今年の伝統的七夕(旧暦の七夕)は、 お盆すぎの8月24日です。 【関連トピック】 天の川で出会う二人の白鷲(織姫ベガと彦星アルタイル) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070702.html 【関連リンク】 特集七夕(アストロアーツ) http://www.astroarts.co.jp/special/tanabata/ 七夕伝承のあれこれ(天文民俗学) http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/afmain.htm それでは、今週もよろしくお願いします☆彡 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆今週の話題 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 ☆1.文月7月の主な天文現象 ☆2.日暮れの2惑星 夜明けの2惑星 ☆3.編集後記 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆1.文月7月の主な天文現象 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 関東は先週、あまり梅雨らしくない爽やかな日が続きました。 みなさんのお住まいの地域はいかがでしょうか。 沖縄方面は梅雨明けしたとのこと。 本州もあと少しの辛抱です。 それでは、7月の天文現象をチェックしてみましょう。 ★ 1日 月とアンタレスが並ぶ ( 4日 月が満月) ★ 1〜4日 金星と木星が並ぶ ★10日 金星とアルデバランが接近 (11日 月が下弦) ★12日 木星と準惑星ケレスが並ぶ(未明) ★13日 金星が最大光度 ★15日 月、木星、すばるが集まる(未明) ★15日 月が木星を隠す木星食(昼間) ★16日 月、金星、アルデバランが集まる(未明) (19日 月が新月) ★24日 月と火星が並ぶ ★25日 月、土星、スピカが集まる (26日 月が上弦) ★28日 月とアンタレスが並ぶ ★28日 みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大ごろ 金環日食、金星の太陽面通過に続いて、 大きいイベントが15日にやってきます。 昼間になってしまうのですけど、 逆三日月が木星を隠す木星食が全国で見られます。 木星食は2009年2月23日以来3年ぶり。 この時も白昼での現象でした。 昼間なので肉眼では見られませんけど、 双眼鏡や望遠鏡を使えば見ることが出来ます。 夜空は、まさに夏の星座が準備万端。 また、日没後の西の空では火星と土星が、 日の出前の東の空では金星と木星が目を引きます。 7月の星空の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20120702.html#01 【関連トピック】 手の平で星座を掴まえよう 夏編 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060814.html 夏の1等星を探そう! http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100719.html 夏秋の1等星くらべっこ http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110815.html 天にかかる大きな川 天の川 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060703.html 乙女のすがた しばしとどめむ(おとめ座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060417.html 女神アストレアの秤(てんびん座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070709.html 恥ずかしがり屋の大サソリ(さそり座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060710.html 半人半馬の賢者ケイロン(いて座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070723.html 牛を飼いつつ熊も追ってま〜す(うしかい座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070409.html 夫(つま)の無事 祈り捧げる 我の髪(かみのけ座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080428.html 天に輝く花嫁の冠(かんむり座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060508.html 金の林檎を守るラドン(りゅう座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110711.html ひと知れず 浮かぶ冠(みなみのかんむり座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080825.html 数奇な英雄ヘラクレス(ヘルクレス座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080623.html ヘビをまとう名医アスクレピオス(へびつかい座・へび座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100628.html 夏の夜に響く琴の音色(こと座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070813.html 天空を舞うゼウスの化身(はくちょう座、わし座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060731.html たて、たつんだ!(たて座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100726.html コギツネかすめるエロスの矢(こぎつね座、や座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080721.html イルカに乗ったアリオン(いるか座) http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090824.html ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆2.日暮れの2惑星 夜明けの2惑星 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 夏至をすぎたことで、 これからゆっくりと日暮れの時間が早くなってきます。 陽が沈み、徐々に空が暗くなってくるころ、 西の空で赤く輝く星を見ることがあるでしょう。 太陽系第4惑星の「火星」です。 その少し左側(東側)に目をうつすと、 同じような明るさと色で輝く2つの星が見えます。 上が太陽系第6惑星の「土星」、 下がおとめ座1等星のスピカです。 2ヶ月前には見ごろだった土星も あとひと月もすると観望シーズンが終わります。 変わって、早朝に時間を移してみましょう。 東の空に目を向けると、 明るい2つの星が神々しく光っているはず。 上が太陽系第5惑星の「木星」、 下が太陽系第2惑星の「金星」です。 この2つの惑星の輝きは 本当に私たちを癒す力がありますね。 並ぶとなおさらです。 金星は現在、 おうし座の顔である、 V字に並んだヒヤデス星団を通過中。 10日には、おうし座の目である、 1等星アルデバランに最も接近します。 日暮れの火星と土星、 夜明けの金星と木星。 梅雨の合間にどうぞお楽しみ下さいませ。 7月上旬、日暮れ時の火星と土星、 夜明け時の金星と木星の様子はコチラ。 http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20120702.html#02 ★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡 ☆3.編集後記 ☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡 今日2日から7日まで、 地元の商店街が七夕まつりです。 準備はほとんど済んでいて、 大きい七夕飾りや、アニメキャラなどのオブジェなど、 通りは、けっこうワサワサしてます。 最後の3日間は屋台も出るので、 7日土曜日には大阪焼きを買いたいです。 それでは、また来週にお会いしましょう。 ↓このメルマガの全バックナンバーはコチラです。 http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html |
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2012年7月の星空の様子 (黄線:黄道、赤線:天の赤道) 南の空 上旬22時ごろ 中旬21時ごろ 下旬20時ごろ (以下、同様) 南〜天頂 東の空 北の空 西の空 星座早見 (南が下) |
2012年7月上旬、 日没後1時間〜1時間30分後の南西の空。 赤く光る火星、スピカと双子のような土星。 2012年7月上旬、 日の出1時間前ごろの東の空。 木星と金星の競演。 金星が、ヒヤデス星座を通過中。 7月10日にはアルデバランに最接近。 (視野円7度) |
7月7日の七夕の夜。 21時ごろの東の空。 ベガが織姫星、アルタイルが彦星です。 |
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