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流れ星TOP 2021/8/2 第823号
この夏は土星・木星でキマり!
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 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第823号 2021年8月2日発行


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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



今年も8月1日から7日の1週間、
「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」が
実施されています。


「スター・ウィーク」は、
一人でも多くの人に星空に親しんでほしい、
星空の美しさを知ってほしい、
という想いから始まりました。


今年2021年のキャッチコピーは、
「星空と、夜更かししよう」。


スター・ウィークやイベントの詳細は、
公式サイトで確認してみて下さい。


STARWEEK2016−2021
http://sw2016.sblo.jp/




それでは、今週もよろしくお願いします☆彡





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 ★今週の話題

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 ★1.葉月8月の主な天文現象


 ★2.土星がやぎ座で衝(2日) 観望シーズンへ


 ★3.夏至から一月半 秋分まで一月半 立秋


 ★4.編集後記





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 ★1.葉月8月の主な天文現象

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いよいよ夏本番。


星や月は、
意外と近場でも
楽しめる場所があります。


それでは、
8月の天文現象をチェックしてみましょう。



★ 2日 土星がやぎ座で衝

★ 3日 月とアルデバランが並ぶ(未明)

★ 7日 立秋

( 8日 月が新月 22時50分)

★10日 細い月と火星が並ぶ(日没直後)

★11日 三日月と金星が並ぶ(日没直後)

★13日 ペルセウス座流星群が極大ころ

★13日 月とスピカが並ぶ

★14日 伝統的七夕

(16日 月が上弦 0時20分)

★16日 半月とアンタレスが並ぶ

★20日 木星がやぎ座で衝

★21日 月と土星が並ぶ

(22日 月が満月 21時2分)

★22日 満月と木星が並ぶ

★27日 くじら座ミラが極大

(30日 月が下弦 16時13分)

★31日 半月とアルデバランが並ぶ(未明)



今月は、
2日に土星が
20日に木星が衝となります。


夏は大気の揺らぎが少ないので、
惑星の観測にはもってこい。


この夏は土星と木星でキマりです。


また、夏の風物詩、ペルセウス座流星群も
好条件です!



8月の星空の様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20210802.html#01


3日未明の月とアルデバランの様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20210802.html#02




【関連トピック】
手の平で星座を掴まえよう 夏編
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060814.html



夏秋の1等星くらべっこ
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110815.html

さそりの赤い火 アンタレス
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20120625.html

天の川で出会う二人の白鷲(ベガとアルタイル)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070702.html

天にかかる大きな川 天の川
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060703.html

天空に浮かぶ北十字 そして、デネブ、アルビレオ
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20120820.html



女神アストレアの秤(てんびん座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070709.html

恥ずかしがり屋の大サソリ(さそり座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060710.html

半人半馬の賢者ケイロン(いて座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070723.html

パンパカパーン!こんなヤギになっちゃった(やぎ座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080915.html



牛を飼いつつ熊も追ってま〜す(うしかい座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070409.html

天に輝く花嫁の冠(かんむり座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060508.html

金の林檎を守るラドン(りゅう座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110711.html



数奇な英雄ヘラクレス(ヘルクレス座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080623.html

ヘビをまとう名医アスクレピオス(へびつかい座・へび座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100628.html

天空を舞うゼウスの化身(はくちょう座、わし座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060731.html

夏の夜に響く琴の音色(こと座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070813.html

その鷲はワシだ(わし座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110822.html

夏の夜 オトコのジャンケン大会
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20110718.html



祭壇に 供物を捧げ 天あおぐ(さいだん座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga2/20140714.html

コギツネかすめるエロスの矢(こぎつね座、や座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080721.html

たて、たつんだ!(たて座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100726.html

イルカに乗ったアリオン(いるか座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090824.html

ひと知れず 浮かぶ冠(みなみのかんむり座)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080825.html






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 ★2.土星がやぎ座で衝(2日) 観望シーズンへ

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梅雨も明け、
夏本番がやってきました。


そんな夜空タイムが始まるころ、
南東の空で白く光る星が2つ目につきます。


さきに昇ってきている方が、
太陽系第6惑星の「土星」です。


その土星が2日に「衝」となって、
観望シーズンが始まっています。


一昨年2019年は7月10日、
昨年2020年は7月21日に衝となった土星。


パターン的には土星の衝は、
1年と約2週間ごとにやってきます。



衝(しょう)とは、
「太陽→地球→土星(外惑星)」のように
地球を挟んで太陽と土星が反対の位置になること。


反対の位置ということは、
太陽が沈んでいる間、
夜空に土星が見えていることになります。


そのため、
衝の前後が土星の見ごろということになります。



ところで。

2009年は約15年に1度、
土星の環が消失する年でした。


これは、
土星の自転軸が、
26.7度ほど傾いているためで、
土星が太陽のまわりを
約29.5年で1周する間に、
地球からは約15年に1度、
環をちょうど横から見る形となって、
その時に、環が見えなく(見えにくく)
なってしまうためでした。


土星の直径が約12万kmに対して、
環の厚さは200mほどしかないので、
横から望むと、
環が消えるように見えるわけです。


次回、
環が消失するのは3年後の2024年。


今年2021年は、
まさに土星らしい環を
見せてくれています。


土星の明るさは0等級、
視直径は18.5秒角。



ちょっと倍率が高めの双眼鏡であれば
しっかり固定すれば
土星が楕円形をしているのが分かります。


小さい望遠鏡でも、
充分に楽しめますよ。


土星はしばらく見ごろが続きますので、
お近くの科学館の夜間観望会などに参加するなど、
ぜひ、大きな望遠鏡で土星を体験して下さい!


ついでに木星も見頃です!



2日の土星の位置はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20210802.html#03



【関連トピック】
土星の環をクローズアップ!
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20070326.html

外惑星の動きのおはなし(合・衝について)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20060529.html


土星の環の様子(2009年1月〜2010年1月/2ヶ月おき)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090309.html#03

土星の環の様子(2010年3月〜2011年1月/2ヶ月おき)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100322.html#01





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 ★3.夏至から一月半 秋分まで一月半 立秋

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週末7日は立秋です。


立秋は、二十四節気の1つで、
ちょうど夏至と秋分の中間にあたります。


夏至からもうひと月半が経ち、
あとひと月半すれば秋分です。


定気法では太陽が黄経135度に位置した時、
平気法では冬至から228日目の時になり、
今年は両方とも8月7日です。


黄経135度はどの辺かといいますと、
かに座としし座の境目あたりになります。



暦の上では、
立秋から立冬の前日までが秋。


「最近、日が短くなったな」と感じる人は、
季節に敏感な人でしょうか。


立秋を境に、
朝晩だけでも秋風を感じたいものですけど、
まだまだそんなわけにはいかなそうですね。




【関連トピック】
1年を24に分けてみよう(二十四節気って何?)
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100315.html

二十四節気のひとつ 夏至
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20100621.html

はじまりは春分点
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080317.html






★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡〜★彡〜☆彡

 ★4.編集後記

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埼玉県南部に住んでいます。

ふたたび、嫌な緊張感が出てきました。



それでは、また来週にお会いしましょう。



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http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html







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2021年8月の星空の様子
(黄線:黄道、赤線:天の赤道)
南の空
上旬21時ごろ
中旬20時ごろ
下旬19時ごろ
(以下、同様)



南〜天頂



東の空



北の空



西の空



星座早見
(南が下)












2021年8月の星空の様子
(黄線:黄道、赤線:天の赤道)
南の空
上旬1時ごろ
中旬0時ごろ
下旬23時ごろ
(以下、同様)



南〜天頂



東の空



北の空



西の空



星座早見
(南が下)










2021年8月3日未明3時ごろの東の空。
黄線:黄道、赤線:天の赤道
(月齢23.7)



月とアルデバラン
(視野円10度)










2021年8月2日21時ごろの南東の空。
(黄線:黄道、赤線:天の赤道)

土星が2日に「衝」。
木星も20日に衝となり、この夏は2大惑星でキマりです!




土星を望遠鏡で見た様子。



太陽・地球・土星の位置関係。









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